「千歳くんはラムネ瓶のなか」千歳朔役の坂田将吾らキャスト発表、制作はfeel.

TVアニメ「千歳くんはラムネ瓶のなか」ティザービジュアル、キャスト、スタッフが公開された。

「チラムネ」こと「千歳くんはラムネ瓶のなか」の原作は裕夢の同名小説。高校のトップカーストに君臨するリア充・千歳朔と、彼を取り巻く友人たちの青春の日々が描かれる。「このライトノベルがすごい！」では2021年、2022年の2年連続で第1位、2023年に第2位に輝き殿堂入りを果たした。アニメでは初解禁となるティザービジュアルには青空の下、ヒロインの一人である柊夕湖がラムネ瓶をかかげる姿が描かれた。

主人公・千歳朔を演じるのは坂田将吾。ヒロインの柊夕湖役を石見舞菜香、内田優空役を羊宮妃那、七瀬悠月役を長谷川育美、青海陽役を大久保瑠美、西野明日風役を安済知佳が演じる。キャラクター設定画もお目見えした。キャストの6人からはコメントも寄せられている。

アニメーション制作はfeel.が担当。監督を德野雄士、シリーズ構成を荒川稔久、キャラクターデザインを木野下澄江が務める。なお脚本として荒川とともに原作者の裕夢の名前がクレジットされた。そのほかアニメの公式サイトでは裕夢のインタビューが公開されている。アニメは2025年に放送予定だ。

坂田将吾（千歳朔役）コメント

「千歳くんはラムネ瓶のなか」は瑞々しい青春が描かれていて、拝読させていただいた際に、強く心が揺り動かされました。
理想と現実の狭間で悩み、それでも前に前にと歩みを進めていく、そんな登場人物の中で、千歳朔役として演じさせていただけるのがとても光栄で楽しみです。
裕夢先生の繊細で美しい文章がアニメとして動いていくのを皆様に見て頂けるのも、1ファンである僕自身も見れるのが楽しみです。
最後に、チラムネ原作の中でも僕の好きな言葉をご紹介します。
哲学を身に纏って、美学を謳え。
月に手を伸ばせ。

石見舞菜香（柊夕湖役）コメント

オーディションの時、それぞれのキャラクターの魅力や、少しずつ感じる影に惹かれ、この作品に関わることが出来たら楽しそうだなと思っていました。
素敵なキャストの皆様の中で、裏表なく明るく元気で、ふとみせる大人びた一面にドキッとさせてくれる夕湖ちゃんを、毎回楽しく演じさせていただいております！
掛け合いの多い作品なのですが、台詞回しがオシャレで魅力たっぷりな作品ですので、楽しみにしていてくださいね！

羊宮妃那（内田優空役）コメント

内田優空ちゃんを演じさせていただきます羊宮妃那です。
オーディションで使われた原稿には会話の抜粋が多く、どんな空気感になるのかな…と想像しながら、優空ちゃんとして生きられるように、オーディションに臨ませていただきました。
合格をいただいたときはまだ夢心地でしたが、アフレコが始まり、その空気感にふれ、ようやくここに居られる喜びを実感いたしました。
精一杯演じさせていただきます。ぜひ放送を楽しみにお待ちいただけますと幸いです！

長谷川育美（七瀬悠月役）コメント

七瀬悠月の声を担当させていただきます、長谷川育美です。
このコメントを書いている現在、アフレコはまだ序盤なのですが……働かせたことの無い思考と言ったことの無い言葉のオンパレード！こんな女子高生がいてたまるか?！と思いながらも、そんな悠月の魅力に私自身やられております。
私より何枚も上手な悠月に自分の可能性を引き出されているような気すらして、共演者の皆さんと掛け合うのが新鮮な気持ちでとても楽しいです！
アニメチラムネ、是非よろしくお願いいたします！

大久保瑠美（青海陽役）コメント

元々チラムネは読んでいた作品だったことと、オーディションの時、研ぎ澄まされたような…ものすごい集中力を自分の中に感じていて、陽と相互理解ができた気がしていました。なので決まったと聞いた時は本当に嬉しかったです！
陽は小柄で可愛らしくも、本質はサッパリした体育会系女子なので、その辺を意識して演じております。
青く綺麗でシュワっと弾ける、でもその炭酸は決して永遠ではない…そんなラムネのような千歳くんたちの青春の1ページ、是非楽しんでくださいね！

安済知佳（西野明日風役）コメント

西野明日風の声を担当します安済知佳です。
個人的な話で恐縮ですが、わたしは福井県出身でして…作品に出てくる場所がザ・福井な景色で不思議な感覚です（笑）
福井の空気を思い出しながらアフレコしております。
明日風は本当に風のような人で、たまに心地よく、時に温くて得体が知れませんが、とても魅力的な子です。
彼女としてこの作品に携われて光栄です。
福井の方も、そうじゃない方も、彼らの青春がアニメーションで観れる日をぜひ楽しみにしていてください！