「攻殻機動隊」1997年発売の石野卓球手がけたサントラが2種のLPに、12月18日発売

1997年にリリースされた「攻殻機動隊」のサウンドトラック「攻殻機動隊～ビデオゲーム・サウンドトラック」が、2種類のアナログレコードとして12月18日に再販される。

押井守が監督を務め1995年に公開され、2025年に30周年を迎える「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」。「攻殻機動隊～ビデオゲーム・サウンドトラック」はテクノ（Techno）、アニメ（Anime）、ゲーム（Game）が“T.A.G”を組んだ作品としてリリースされた。サウンドディレクションとコンパイルは石野卓球が担当し、アーティストはテクノ界からデリック・メイ、ウエストバム、ハードフロア、マイク・ヴァン・ダイクらが参加。9月18日にはCD版が発売された。

2枚組LPには、1997年版には未収録だったハードフロアの「Spook & Spell（Fast Version）」と、デリック・メイ本人が監修したリマスター版「To Be or Not To Be（Off The Cuff 2024 Redefined Mix）」を新たに収録。ピクチャー盤は盤面に草薙素子とフチコマが描かれ、作品の世界観を表現している。価格は2枚組LPが税込8800円、ピクチャー盤が税込7700円だ。

再販ではジャケットを一新し、97年版でアートディレクションと大和絵を手がけた現代美術家・村上隆のアートワークを再構築した。カッティングは数々の作品を手がけてきたラシャド・ベッカー。97年版リリース時にカッティングを担当したドイツのDubplates & Masteringスタジオに当時在籍していたという由縁で依頼された。

先着で配布される特典もお目見えした。Amazon.co.jpでは2枚組LPの購入者にメガジャケをプレゼント。またIam8bit japan & asiaでは、2枚組LPの購入で「ジャケ写アートステッカー3枚組1セット」が、ピクチャー盤の購入で「ピクチャー盤型マグネットステッカー」が全2種からランダムで1枚手に入る。