ファッション誌の編集者として働き、いつか編集長になることを夢見ていた30歳の清水麦。しかし、「みんなをまとめる力がない」と編集長には任命されず、さらに社内不倫がバレて会社を辞めることになってしまう。心身ともにボロボロで、自分が取り返しのつかないほどに“腐って”しまったと感じていた麦。そんなとき、新人の頃に通っていた居酒屋・大豆堂の味がふいに懐かしくなり店に向かった麦は、そこで代替わりした新しい店主のマメと出会う。懐かしの料理は食べれなかったものの、マメが美味しい発酵食品料理を振る舞ってくれて……。人生どん底だった麦が、発酵食品との出会いで再び立ち上がり、お客ゼロの居酒屋を人気店に導いていく。
青山ブックセンター本店では購入特典としてステッカーを配布。さらに同店では、10月2日から15日まで「まめとむぎ」1巻の刊行を記念した原画展も開催される。入場は無料で、直筆で描かれた原画と、デジタルで仕上げを施した完成原稿を比較できる。会期中はグッズ、原画を販売予定だ。
なおコミックナタリーでは「まめとむぎ」の第1話を期間限定で公開中。天真爛漫なマメと発酵食品との出会いで立ち直っていく麦の姿を試し読みページでチェックしてみよう。
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不倫で腐った主人公が発酵食品と出会い立ち直る、谷口菜津子の新作「まめとむぎ」1巻
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