「ぐらんぶる」連載10周年記念で舞台化　北原伊織役に高本学、今村耕平役に佐伯亮

井上堅二原作による吉岡公威「ぐらんぶる」が舞台化され、11月13日から17日まで東京・Theater Mixaで上演される。

2014年よりgood!アフタヌーン（講談社）で連載中の「ぐらんぶる」は、主人公・北原伊織が大学進学を機にやってきた海沿いの街で、酒とスキューバダイビングを愛する屈強な男たちと出会うことから始まる青春コメディ。2018年にはTVアニメ化、2020年には実写映画化もされた。

舞台化は原作の連載10周年企画の1つ。叔父が経営するダイビングショップ・グランブルーに居候することになった北原伊織役を高本学、見た目は金髪のイケメンだが中身は真性のオタク・今村耕平役を佐伯亮が務める。伊豆大学の2年生で、ダイビングサークル・Peek a Booの寿竜次郎役を君沢ユウキ、伊織の従姉妹で海をこよなく愛する古手川千紗役に立花紫音、千紗の姉・古手川奈々華役に横野すみれがキャスティングされた。そのほか野島元役で松永有紘、御手洗優役で織部典成、時田信治役でDDTプロレスリングのレスラー・飯野雄貴が出演する。

脚本・演出は村井雄。協力として、国内最大級のダイビングスクール・マレアがクレジットされている。ダイビング機材やスーツのレンタル、キャストのダイビング練習のためのプール体験実習など、舞台「ぐらんぶる」のダイビングシーンをよりリアルに演出することに協力している。本日7月5日から15日までローチケでは、チケットのオフィシャル先行抽選販売が行われる。

村井雄（脚本・演出）コメント

舞台「ぐらんぶる」の脚本・演出を担当します村井雄と申します。
2020年の映画化の際には「登場キャラクターのあまりの脱ぎっぷりから、主に衣装の面で<絶対に映画化不可能>と言われてきた異色作がまさかの実写映画化！」とされた、最高に刺激的で楽しい「ぐらんぶる」の世界を、編集の出来ない生の舞台でどのようにダイレクトにダイナミックに表現出来るのか、皆様のご期待に応えるべく、試行錯誤を繰り返して創り上げていければと思います。どうぞご期待ください！

高本学（北原伊織役）コメント

この度、北原伊織を演じさせて頂けて光栄に思います。アニメ「ぐらんぶる」を拝見させて頂きましたが、笑えて愛せるキャラクター達ばかりで見ている自分自身の心がスカッと楽になったのが印象的でした。真っ直ぐに一生懸命に生きている彼らを見て、日常の疲れを吹っ飛ばしに来てください!! 頼もしい共演者の皆んなと熱く真っ直ぐお客様にお届けしたいと思います。

佐伯亮（今村耕平役）コメント

この度、今村耕平を演じさせていただくことになりました佐伯亮です。原作連載10周年本当におめでとうございます!
この10周年記念に呼んでいただけたこと、とても光栄に思います。“叫んで、笑って、飲んで……脱ぐ!?”このワードを聞いて、僕の胸は踊りっぱなしでした。11月の池袋で一体僕らはどうなってしまうのでしょうか……。ド青春な彼らの日常を舞台上でどのように表現していくのか本当に楽しみです。僕自身の大学生活を顧みながら、一瞬一瞬の出来事を逃さず演じようと思います。どうぞよろしくお願い致します。