フォトスポットやイベントを盛り上げるうちわが用意されるなど、この日はシネシティ広場一帯が"シネシティーハンター広場”として、「シティーハンター」仕様に。イベント前半のブルーカーペットには、ゲストとして主題歌「Get Wild Continual」を手がけた
新宿の街を思わせる装飾が施されたステージに改めてキャスト、監督が現れると、鈴木は「『シティーハンター』という素晴らしい物語を、『シティーハンター』を知らない人、『シティーハンター』ファン両方に満足してもらうような作品として届けなければ、という思いひとつだけで今日までやってきました」と熱い思いを吐き出す。また「こんなに大きなイベントをやれて、最高のスタートが切れたかなと思います」と笑顔で続け、新宿でのイベント開催を喜んだ。
今作では、香と冴羽リョウの出会いなど、「シティーハンター」始まりの物語が描かれる。森田は原作やアニメでは槇村の死を引きずる香の様子があまり描かれてないと言及し、「もし描かれていたらこういう香ちゃんがいたのかなと、思いを馳せながら毎日撮影しました。香ちゃんになっていく過程を楽しんで、最後にリョウさんとバディになる姿をじっくり感じていただけたらうれしいです」とファンに呼びかけた。
安藤は現場で槇村という役を作っていったと回顧。役作りにあたっては鈴木の助けも大きかったそうで、「槇村のキャラクターを、亮平にものすごく細かく伝えてもらいながら演じていました。(亮平は)原作のキャラクター1人ひとりのディテールを、すごく細かく研究していたので」と「シティーハンター」の大ファンとして知られる鈴木に感謝した。木村は「本当に私ですか?」と最初、冴子役に決まったことに驚きがあったと明かす。役に近づくために衣装合わせ、メイクテストを何度も重ねたと話し、「現場でも少しでも不安に思うことがあると、“鈴木亮平監督”が撮影の合間に来てくださって『大丈夫。冴子です』って太鼓判を押してくれました」と、あえて“監督”を付けながら現場での鈴木の尽力ぶりを伝えた。
イベント終盤には、ステージに小室が登場。鈴木へ大きな花束を手渡す。鈴木は主題歌「Get Wild Continual」について、「『Get Wild』はアニメではエンディングテーマで、その少し切ない感じがエンディングにぴったりだと思っていたんです。それが、今回はその切なさもありつつ、『これからシティーハンターが活躍していくんだ』という、疾走感みたいなものがさらにあるんです」と、「継続的」という意味を持つ「Continual」に込められた思いを感じ取ったそう。これを聞いた小室は「おっしゃるとおりで、次に続け続けっていう。皆さんも『シティーハンター』を観たらすぐにそう思うと思います」と、続編を期待せずにはいられない内容になっていると伝えた。さらに鈴木は「もしこの続きが作れたら『STILL LOVE HER (失われた風景)』『RUNNING TO HORIZON』の新録もぜひお願いしたいです」とアニメ「CITY HUNTER」シリーズを彩ってきた、TM NETWORK、そして小室の楽曲名を出して期待を膨らませていた。
最後の挨拶では佐藤監督が「ここに登壇していないキャスト、現場を支えてくれたスタッフ、みんなの力を結集して出来上がった作品。楽しんでいただけたらこれ以上の幸せはありません」とコメント。鈴木は「『シティーハンター』の聖地でイベントができたことは僕にとって一生の思い出になります。『シティーハンター』を知らない人にも観ていただいて、ファンの方には『うわーめちゃシティーハンターだな!』と思って観ていただきたいです。存分に『シティーハンター』の世界を楽しんでください」と、この日詰めかけたファンへ呼びかけた。Netflix映画「シティーハンター」は4月25日に配信開始される。
テスト
Netflix映画「シティーハンター」
2024年4月25日(木)よりNetflixにて全世界独占配信
原作:
出演:
監督:
脚本:三嶋龍朗
エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一(Netflix)
プロデューサー:三瓶慶介、押田興将
制作:ホリプロ、オフィス・シロウズ
製作:Netflix
原作協力:コアミックス
※冴羽リョウのリョウは、けものへんに「僚」のつくりが正式表記。
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楊(やん) @yan_negimabeya
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