音楽ユニット・
さよならポニーテールは「アーティスト」や「ミュージシャン」ではなく「音楽を中心とした物語」を名乗り、これまで一度も公の場に姿を見せたことがない謎だらけのグループ。4月には初のCDアルバム「モミュの木の向こう側」、7月にはアナログEP「しましまのEP」を発表していたが、今度はマンガ家としてデビューを果たす。
処女作「きみのことば」は、メンバーのみぃな、なっちゃん、あゆみんが暮らす「さよポニワールド」の世界観をぎっしり詰め込んだ短編集。みぃなの淡い恋の物語を軸に、3人が過ごす日常風景が独特のタッチで描かれた内容だ。代表曲「思い出がカナしくなる前に」や、新曲「無気力スイッチ」といったタイトルがそのまま短編のタイトルに付けられており、ひとつの物語が音楽とマンガとで多層的に語られるという、さよポニならではの表現方法がとられている。
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