「逃げ上手の若君」作り手のプロ意識に松井優征が確信「期待以上の作品になる」

松井優征原作によるTVアニメ「逃げ上手の若君」のステージイベントが、千葉・幕張メッセで開催されている「ジャンプフェスタ2024」で本日12月16日に行われた。

イベントには北条時行役の結川あさき、弧次郎役の日野まり、亜也子役の鈴代紗弓、風間玄蕃役の悠木碧、諏訪頼重役の中村悠一が登壇。コロナ禍が落ち着き、声出し可能なイベントに参加するのがおそらく初めてという結川あさきは、周りのキャスト陣から客席とコールアンドレスポンスをしてみてはと提案される。結川がイベントを盛り上げるような掛け声を発すると、観客は「おー！」と大きな声で返す。

イベントではキービジュアルと、キャラクターボイス入りの第1弾PVが解禁に。また北条高時の息子であり、誰よりも鎌倉の平和を願う時行、時行の郎党である逃若党の剣士・弧次郎、逃若党の怪力娘・亜也子、逃若党の忍・玄蕃、信濃国・諏訪大社の当主である諏訪頼重について、役を演じるキャスト自らが詳しく紹介した。

また原作者の松井から届いたメッセージを中村が代読する一幕も。中盤までの脚本、絵コンテ、収録などひと通りに目を通したという松井は、各スタッフとキャストの仕事ぶりを「変態的なほどのこだわりとプロ意識」と評し、期待以上の作品になるだろうと確信していると太鼓判を押した。最後に1人ずつ挨拶を述べ、再びキャストと客席でコールアンドレスポンスを行うことに。結川が掛け声を上げると、観客はより大きな声で応えた。

「逃げ上手の若君」は、鎌倉幕府の総帥・北条高時の次男として生まれた北条時行を主人公に描く、史実をベースにした逃亡譚。幕臣・足利高氏の謀反によってすべてを失った時行が、神を名乗る神官・諏訪頼重の手引きで鎌倉を脱出し、時代の大きなうねりを逃げて生きることで乗り越えていく。週刊少年ジャンプ（集英社）で連載中だ。

TVアニメ「逃げ上手の若君」第1弾PV

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