「ミリオンライブ！」山崎はるか「『なんでもPは喜ぶやろ』って、作ってないです！」

アニメ「アイドルマスター ミリオンライブ！」の第1幕公開記念の舞台挨拶が、去る8月19日に東京・丸の内ピカデリーにて実施された。

10月のテレビ放送開始に先がけ、全国の映画館で全話数の先行上映が行われている「アイドルマスター ミリオンライブ！」。春日未来、最上静香、伊吹翼を中心に、765プロダクションに新たに集まった39人のアイドルと、彼女たちの活動拠点となる765プロライブ劇場の始まりとその成長が描かれる。舞台挨拶には春日未来役の山崎はるか、最上静香役の田所あずさ、徳川まつり役の諏訪彩花、田中琴葉役の種田梨沙、ロコ役の中村温姫が登壇した。

上映が開始した今の気持ちや、アフレコの思い出などをそれぞれ語った後には、この日登壇は叶わなかった伊吹翼役のMachicoからのビデオメッセージもスクリーンに映される。Machicoは「とうとう『ミリオンライブ！』のアニメが公開となりました。ずっと待っていたアニメ化だったので、いつも応援してくれていたプロデューサーさんに観ていただくことができて本当にうれしいです。動く、そしてしゃべるアイドルちゃんをとにかく観てください！」と、来場している観客へメッセージを贈った。

ビデオメッセージの最後には、Machicoから登壇しているキャストへの“ミッション”が与えられる。「ネタバレせずに1幕の見どころ紹介」というお題を振られた諏訪は「試写会で観たときに、期待していたよりもはるかに素晴らしい出来映えで、最初の方からめちゃめちゃ泣いちゃいました」と感想を伝え、「何よりもMILLIONSTARSがみんなめちゃくちゃかわいいんです。それぞれの子に関して『そうそう、この子ってこういうキャラクターだったな』って思えるようなシーンもあるし、アイドルになるってそういうことだよね、など、いろんな思いが詰まっていて感動しました。制作スタッフの皆さんの力の入れようも凄く伝わってきます。なので、皆さん期待して観てほしいと思います」と作品をアピールした。

最後の挨拶では山崎が「『なんでもPは喜ぶやろ』って、作ってないです！ 本当に（期待を）超えてきます。そして各担当の皆様、安心してご覧ください。本当に素敵なアイドルたくさん出てきます。自分の担当のことも観て、アイドルのみんなの事も観て、『ミリオンライブ！』のこともしっかり観ていただければと思います」とプロデューサーの思いを汲み取りコメント。続く田所は「『ミリオンライブ！』のことを好きでよかったなとか、すごく安心してもらえることになるんじゃないかなって思っています。ぜひ皆さん、最後まで隅々まで見逃さずに楽しんでください」と思いを伝えた。

諏訪は「これから、皆さんにはアニメ『ミリオンライブ！』を観ていただけるわけで、きっと期待が膨らんでると思うのですが、断言してもよいです。その期待を絶対に超えてくるくらい本当に素晴らしい作品です」と宣言。「これまでの『ミリオンライブ！』の思い出を思い出しながら楽しんでいただきたいですし、『ミリオンライブ！』は初めましてという方にもぜひ心から楽しんでいただきたいです。第1幕、思い切り楽しんでください」と広い層に楽しんでもらえる作品だと語った。

「言いたいことはいろいろとあるんですけど」と前置きした種田は「一度、頭を真っ白にして新鮮な気持ちで観ていただけたら、一番いいんじゃないかなと思っています。感想、お待ちしています！」と楽しみ方を話す。中村は「ずっと前から、スタッフさんから『ミリオンライブ！』のアニメをやりたいという話は聞いていたんです。だから、それがどう叶うのかなと思っていたのですが、それがついに叶うときが来たし、皆さんに観ていただけるときがやってまいりました。皆さんと、MILLIONSTARSとプロデューサーのドリームがリアライズした記念すべきデイでございます（笑）」カタカナを多用するロコの話し方を交え挨拶。続けて「ぜひ今日は楽しんで帰ってください。そして、明日からも、来週からも、10年後もずっとよろしくお願いします」と話し、作品への思いの強さを覗かせた。