あらゐけいいちの頭の中をのぞく展覧会が明日開幕、マンガの制作過程や作業場も公開

あらゐけいいちの展覧会「あらゐけいいちの空想と妄想と想像と創造展」のメディア内覧会が、本日1月12日に東京・GALLERY X BY PARCOで行われた。

1月13日から2月5日まで同会場で実施される「あらゐけいいちの空想と妄想と想像と創造展」。「あらゐけいいちの頭の中をのぞく」をテーマに、会場内ではマンガ・イラスト・アニメーションという3つの軸に分けて展示が行われた。初めに登場する「漫画」のコーナーでは、2023年現在連載中の「日常」と「雨宮さん」の両作品を、ネームから仕上げまでの制作過程にとともに展示。過去のアナログ原稿や最新の原稿が飾られたほか、初公開となるネームやアイデアノートも自由に見ることができる。

続く「イラスト」のコーナーでは、グッズ、装丁、CDジャケット、プラモデルなどで使用された数々のイラストを展示。また同展のために描き下ろされたキャンバスアートも初公開されている。その先へ進むと「アニメーション」のコーナーに突入。脚本から制作、演出、作画、音楽、編集まですべてあらゐが1人で手がけたアニメがスクリーンと小さなボックス型のモニターに映し出されており、その独特の世界観が楽しめる。

会場内には、あらゐの作業場を再現したコーナー「部屋」もお目見え。実際に使われている備品や画材、PCに付いたポストイットまで、あらゐの制作環境を完全に再現した。また「日常」をはじめとする原画やイラストも初公開。さらに会場のど真ん中には、あらゐの自画像を立体化した着ぐるみも鎮座している。

そのほか会場では展覧会のオリジナルグッズやサンリオキャラクターズとのコラボグッズなどを販売。また展覧会開催初日より、渋谷PARCO6階のTOKYO PARADEではコラボカフェ「日常レストラン」も展開され、「日常」のギャグシーンをそのまま再現したコラボメニューや、人気キャラクターをイメージしたメニューなどが提供される。なお展覧会とコラボカフェは、2023年春に各地巡回を予定している。