ソーマ制作陣による「食戟のサンジ」＆Boichiが描くエースの物語が単行本に

尾田栄一郎「ONE PIECE」のスピンオフ「食戟のサンジ」の単行本と、「ONE PIECE episode A（エース）」の1、2巻が、本日8月4日に発売された。

附田祐斗、佐伯俊、森崎友紀の「食戟のソーマ」制作陣が手がける「食戟のサンジ」は、麦わらの一味のコック・サンジを主人公にした物語。海上レストラン・バラティエ、アラバスタ王国、カマバッカ王国など、さまざまな場所で料理を振る舞うサンジを描いた全6編が収められている。「食戟のサンジ」は週刊少年ジャンプ（集英社）で不定期に発表された。

「ONE PIECE episode A」は、ひなたしょう、浜崎達也による小説「ONE PIECE novel A（エース）」を原案に、石山諒がネーム構成、Boichiが作画を担当した作品。火拳のエースの若き日の物語が描写される。同作は「ONE PIECE」のムック・ONE PIECE magazineで連載された。なお単行本にはカラー扉ピンナップも封入されているほか、「ONE PIECE」の名場面を、Boichiがシチュエーションとセリフはそのままに構図やコマ割りをオリジナルで“カヴァー”した読み切りも収録。1巻には「ロロノア・ゾロ、海に散る」、2巻には「ナミvsカリファ」が収められている。また「ONE PIECE」の最新103巻も同じく本日刊行された。

なおナタリーでは映画「ONE PIECE FILM RED」が8月6日に公開されることを記念して映画、コミック、音楽の3ジャンルで特集を展開中。コミックナタリーでは原作メディア担当編集者で、映画の製作にも深く関わっている集英社の高野健が登場し、谷口悟朗監督の参加や、ウタの歌唱キャスト・Adoの起用理由、製作時の尾田の裏話、これまで原作ではなかったルフィのとある気になる発言など映画にまつわる話題から、最終章に突入した原作の今後までを語ってもらった。