「ビリーバーズ」オペレーター役で磯村勇斗が映画初主演、城定秀夫監督も絶賛

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山本直樹原作による実写映画「ビリーバーズ」に、主人公・オペレーター役として磯村勇斗が出演。併せて磯村扮するオペレーターのキャラクターポスターが公開された。

磯村勇斗扮するオペレーターのキャラクターポスター。

磯村勇斗扮するオペレーターのキャラクターポスター。

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「ビリーバーズ」はニコニコ人生センターという宗教的な団体に所属する3人の男女を描く物語。揃いのTシャツを着た3人は、男の1人をオペレーター、女を副議長、もう1人の男を議長と互いに呼び合い、「孤島のプログラム」と呼ばれる無人島での共同生活を送りながら、安住の地へと旅立つ日に思いを馳せていた。俗世の汚れを浄化する修行に励む3人だったが、飢えとの戦いや、突如現れた外界からの侵入者などのほころびから、3人の欲望と本能が現れ始める。

本作が映画初主演となる磯村は「初主演の映画が『ビリーバーズ』で良かったと心から思います。原作と脚本を読んだ時、自然とこの物語の世界を生きてみたいと感じました」と思いを述べた。城定秀夫監督は「全身全霊で演じてくれた磯村さんの存在がなければこの映画は成立しませんでした」と磯村に絶大な信頼を寄せた。実写映画「ビリーバーズ」は、東京・テアトル新宿ほか全国で2022年夏にロードショー。

磯村勇斗(オペレーター役)コメント

左から磯村勇斗扮するオペレーター、山本直樹によるオペレーターのイラスト。(c)山本直樹/小学館

左から磯村勇斗扮するオペレーター、山本直樹によるオペレーターのイラスト。(c)山本直樹/小学館[拡大]

初主演の映画が「ビリーバーズ」で良かったと心から思います。
原作と脚本を読んだ時、自然とこの物語の世界を生きてみたいと感じました。
俗世間と、それに対して、可能な限り欲望を削ぎ落とし、信仰する力で安住の地を求める世界。
異様にも映るこちらの世界の方が純粋で、常識に囚われている世の中の方が異常なのかもしれない。
ビリーバーズで生きる人物たちは皆一生懸命です。だからこそ滑稽にも見えて笑えてくる。
信仰があり、エロスがあり、不気味だけどどこか哀愁があり。
人間の本能の先にあるものは何なのか。
混沌とした今の時代だからこそお届けしたい作品です。

城定秀夫(監督)コメント

「オペレーター」という風変わりな役名でこの狂気の物語を力強く牽引するのが磯村勇斗さんです。食事制限で体を絞り、髪と髭を伸ばし、電気も水道もなく、虫は入るわ、雨漏りするわの安普請の劇用プレハブに撮影前から泊り込んで役作りをし、全身全霊で演じてくれた磯村さんの存在がなければこの映画は成立しませんでした。

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映画「ビリーバーズ」

2022年夏、東京・テアトル新宿ほか全国ロードショー

原作:山本直樹「ビリーバーズ」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
監督・脚本:城定秀夫
主演:磯村勇斗
制作プロダクション:レオーネ
配給:クロックワークス、SPOTTED PRODUCTIONS
製作委員会:『ビリーバーズ』製作委員会

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(c)山本直樹・小学館/「ビリーバーズ」製作委員会 (c)山本直樹/小学館

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