「かぎなど」観鈴役は真田アサミ「川上さんが大切に紡いだ観鈴を受け継いでいきます」

TVアニメ「かぎなど」の公式サイトが本オープン。キャスト・スタッフや放送・配信情報が一挙に発表された。

「かぎなど」はゲームソフトのブランド・Keyの20周年メディアミックスプロジェクトとして制作される、Key初の“クロスオーバーワールド・アニメーション”。「Kanon」「AIR」「CLANNAD」「リトルバスターズ！」といった歴代作品のキャラクターがミニキャラとして登場し、“私立かぎなど学園”での学園生活を謳歌するさまが描かれる。「AIR」の神尾観鈴役を2011年に亡くなった川上とも子に代わり、真田アサミが担当。そして「Kanon」より相沢祐一役を杉田智和、月宮あゆ役を堀江由衣、「AIR」より国崎往人役を小野大輔、「CLANNAD」より岡崎朋也役を中村悠一、古河渚役を中原麻衣、「リトルバスターズ！」より直枝理樹役を堀江由衣、棗鈴役をたみやすともえ、棗恭介役を緑川光、井ノ原真人役を神奈延年、宮沢謙吾役を織田優成、「Rewrite」より天王寺瑚太朗役を森田成一、神戸小鳥役を斎藤千和、篝役を花澤香菜、「planetarian ～ちいさなほしのゆめ～」よりほしのゆめみ役をすずきけいこが演じるなど、ほかの各キャラクターはおなじみのキャストが務める。

観鈴役の変更について、Keyと真田からはコメントが到着。Keyは「神尾観鈴について議論を重ねた結果、『AIR』を表現するのに欠かせないキャラクターの一人であることから、キャスト変更の上登場するという決定をいたしました」「後任についてはオーディションを開催し、ゲーム版『AIR』開発スタッフも交えた検討の結果、真田アサミ様に演じていただくことになりました」とキャスティングの経緯を語った。また真田は「オーディションを受けさせていただくことになり、ラジオやアニメでご一緒した時の川上さんを思い出しました。どんな役でも伸び伸びとキャラクターを演じ、現場を明るくまとめていく姿にとても憧れました！」と川上との思い出を振り返り、「私が大切にしたいと感じたものをもう一度しっかり抱え、川上さんが大切に紡いだ観鈴を、しっかりと受け継いでいきます！」と意気込みを話している。

さらにスタッフ情報も明らかに。監督を坂本一也、シリーズ構成をあおしまたかし、キャラクターデザインを芳我恵理子、音楽制作をVISUAL ARTSとKey、アニメーション制作をライデンフィルム京都スタジオが担当する。「かぎなど」は10月12日にTOKYO MX、KBS京都、サンテレビほかで順次放送スタート。同日よりABEMAなどで配信される。

Keyコメント

『AIR』神尾観鈴につきましては、2001年に発売された家庭用ゲーム機版より一貫して、故・川上とも子様に演じていただいておりました。本作『かぎなど』を制作するにあたり、神尾観鈴について議論を重ねた結果、『AIR』を表現するのに欠かせないキャラクターの一人であることから、キャスト変更の上登場するという決定をいたしました。

後任についてはオーディションを開催し、ゲーム版『AIR』開発スタッフも交えた検討の結果、真田アサミ様に演じていただくことになりましたので、ここにご報告を申し上げます。

Key

真田アサミ（神尾観鈴役）コメント

オーディションを受けさせていただくことになり、ラジオやアニメでご一緒した時の川上さんを思い出しました。
どんな役でも伸び伸びとキャラクターを演じ、現場を明るくまとめていく姿にとても憧れました！

そんな川上さんが演じられたからこそ、作品としても役としても観ている人の心にしっかりと入り込んでいるんだな、と感じました。

受かったとご連絡いただいた時は鳥肌が立ち、こうしてコメントを書きながらも、あらためて役の大きさ、責任の大きさを感じています。

私が大切にしたいと感じたものをもう一度しっかり抱え、川上さんが大切に紡いだ観鈴を、しっかりと受け継いでいきます！

真田アサミ