「悪魔とラブソング」は2007年から2011年までマーガレット(集英社)で連載された同名マンガを原作とし、マーガレット作品をHuluで継続的に連続ドラマ化する「マーガレット Love Stories」の第2弾として展開される作品。トップクラスのカトリック系高校・カトリア女子学院をとある事情で退学した可愛マリアは、共学校の十塚南高校に転校するも、まっすぐ過ぎる性格が災いして孤立してしまう。唯一歌うことだけで自分を元気づけたり感情を表したりしてきたマリア。しかし、ピアノにまつわるコンプレックスを抱えるクラスメイト・目黒伸らと関わるうちに、少しずつ周囲との関係や彼女自身に変化が訪れて……。浅川はマリア、飯島は目黒をそれぞれ担当。2人が共演するのはこれが初めてのことだ。
桃森、浅川、飯島からはコメントが到着。桃森は「コロナ禍での撮影はとても気をつかわれていて大変な中、お一人お一人の演技に熱があって、監督の目線も優しくかつ拘りがあり、とても感動しました!」と撮影現場の様子を振り返り、「キャラのイメージぴったり、いえ、それ以上に魅力的な役者さんたちの演技をぜひご覧ください!」と視聴者にメッセージを送った。
また浅川は「今回のお話をいただいた時に連続ドラマの主演は初めてなのですごく光栄に思ったのと同時に、3作品連続実写化企画の2作目ということも聞いていたので、プレッシャーもありました」と明かし、「原作を読んでいる方々がイメージしているマリアの声やマリア像ってそれぞれ違うと思うので、マリアの表情や心情の変化、ニュアンスなど、脚本と原作を読み合わせながら、私なりのマリア像を作らせていただきました」と語る。飯島は自身が演じる目黒について「少しトゲトゲしているけど、凄く素直な子です。ただ、言いたいことが言えないときも多くて…」と表現し、「そういうとき、僕自身は『言えばいいのにな』って思ってしまうのですが、実際自分たちが学生の時って言えていたかな、意外と言えてなかったんじゃないかなと思って、自分の学生時代の経験も活かしつつ、周りのキャストの方々が生み出してくれるものを吸収しながら、目黒のキャラクターを作っていっています」と続けた。
なお浅川と飯島は撮影の2カ月前より、それぞれ歌とピアノの練習に本格的に取り組んだとのこと。マリアが歌を歌うシーン、目黒がピアノを演奏するシーンに注目だ。
桃森ミヨシ(原作者)コメント
すでに一度撮影現場を拝見させていただいてます。
コロナ禍での撮影はとても気をつかわれていて大変な中、お一人お一人の演技に熱があって、監督の目線も優しくかつ拘りがあり、とても感動しました!原作は10年以上も前のものなのですが、今の時代に合わせて改変してくださってそれも良かったと思います。キャラのイメージぴったり、いえ、それ以上に魅力的な役者さんたちの演技をぜひご覧ください!
浅川梨奈(可愛マリア役)コメント
今回のお話をいただいた時に連続ドラマの主演は初めてなのですごく光栄に思ったのと同時に、3作品連続実写化企画の2作目ということも聞いていたので、プレッシャーもありました。
原作を読ませていただき、「アヴェ・マリア」や「アメイジング・グレイス」というような歌やピアノなど、音楽がキーになって進んでいくストーリーが、自分の中ではとても新しく感じたのと同時に、「歌、がんばらなきゃ」と…。また、私が演じる可愛マリアは、あまり笑わないキャラクターでもあるので、どういうふうに感情を表現していくかなど、考えることがたくさんありました。
撮影が始まる2か月前からvoiceトレーニングを受けさせていただいたのですが、その中で、最初自信がなかった歌に対して少し自信がつき、もともと持っていた歌うことへの恐怖心みたいなものが払拭できたので、自分自身もひとつ成長できた気がしています。また、原作を読んでいる方々がイメージしているマリアの声やマリア像ってそれぞれ違うと思うので、マリアの表情や心情の変化、ニュアンスなど、脚本と原作を読み合わせながら、私なりのマリア像を作らせていただきました。
撮影はムードメーカーの監督と助監督がいるおかげで、現場の居心地がとても良く、楽しむところは楽しむ、やるところはしっかりやる、というメリハリあるチームになっていると思います。
「悪魔とラブソング」という原作を実写化する意味もしっかり考えて、精一杯演じさせていただきます。
飯島寛騎(目黒伸役)コメント
この度、出演の話を頂いたとき、これまで学園もので普通の高校生役をしっかりとやったことがなかったので、新しいものに挑戦するという意味でも、クランクイン前からわくわくしていました。
今回、ピアノを弾く役どころということで、2か月くらい前からピアノの練習など準備をさせてもらっていたので、撮影に入るのが一層楽しみでした。
脚本を先に読ませていただき、その後、参考にできればと原作を読みました。脚本家さんが監督と話し合われて書かれたもの、原作者さんの想い、両方を尊重し大切に、自分が感じたことを演じていけたらなと思っています。
僕が演じる目黒伸は、間違えばすごく冷たいキャラクターに見えてしまう。無口ですが、高校生らしい、17歳らしい一面もちゃんと持っているので、そういうところも出すように心がけていきたいし、神田とのキャラクターの対比も大切にしたいと思っています。
目黒は、少しトゲトゲしているけど、凄く素直な子です。ただ、言いたいことが言えないときも多くて…。
そういうとき、僕自身は「言えばいいのにな」って思ってしまうのですが、実際自分たちが学生の時って言えていたかな、意外と言えてなかったんじゃないかなと思って、自分の学生時代の経験も活かしつつ、周りのキャストの方々が生み出してくれるものを吸収しながら、目黒のキャラクターを作っていっています。ピアノも、吹替ではなく、実際に弾けるように練習しました。
撮影現場は、明るくて、すごくパワーがあるなと感じています。
これからも、キャスト・スタッフ一同素晴らしい作品にできるように頑張ります。
Huluオリジナル「悪魔とラブソング」
2021年6月からHuluで独占配信(全8話)
原作:
脚本:
音楽:上田壮一
エグゼクティブプロデューサー:長澤一史
チーフプロデューサー:茶ノ前香
プロデューサー:大野哲哉、岡宅真由美
監督:
制作協力:アバンズゲート
製作著作:HJホールディングス
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