スターツ出版から新レーベル創刊、ベリーズ文庫の小説をコミカライズして単行本化

スターツ出版の新レーベル・Berry’s Fantasy COMICS（ベリーズファンタジーコミックス）が、本日12月25日に創刊。同レーベルから、ぷにちゃん原作による文月マロ作画の「しあわせ食堂の異世界ご飯」1巻と、若菜モモ原作によるゴゴちゃん作画の「男装したら数日でバレて、国王陛下に溺愛されています」1巻が全国の書店で発売された。

Berry’s Fantasy COMICSは、電子コミックレーベル・Berry’s Fantasyの紙版。スターツ出版の文庫本レーベル・ベリーズ文庫から刊行されているファンタジー作品のコミカライズが次々展開されていく。単行本は今後、偶数月の第4金曜日に発売予定だ。

「しあわせ食堂の異世界ご飯」は前世の記憶を持つエストレーラ王国の王女・アリアが、冷酷無比な皇帝の妃候補として、ジェーロ帝国に向かうところから始まる。素性を隠しながらしばらく街で暮らすことにしたアリアは、ひょんなことから「しあわせ食堂」でシェフとして働くことに。前世で定食屋の娘として育ったアリアが瞬く間に食堂を人気店にすると、そこに店の評判を聞きつけた謎の美青年が訪ねてきて……。

「男装したら数日でバレて、国王陛下に溺愛されています」は、国王の侍従を代々務める家に生まれ育った少女・ミシェルが主人公。侍従になれるのは男性のみと決まっていたが、ミシェルはやむを得ない事情で、双子の兄の代わりに男装して侍従見習いを務めることになる。ある休日、久々に女性の姿で街に出かけたミシェルが、国王にそっくりの青年と出くわしてしまうところから物語は動き出す。