新千歳空港アニメ映画祭で今敏特集上映、大童澄瞳やAC部の無料配信プログラムも

11月20日にスタートする「第7回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」の全プログラムとタイムテーブルが発表された。

例年同様の北海道・新千歳空港ターミナルビルでの開催に加え、配信も併用して行われる「第7回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」。配信が行われない新千歳空港シアター限定のプログラムとして、没後10年を迎える今敏監督の「パプリカ」「東京ゴッドファーザーズ」「PERFECT BLUE」「千年女優」を上映する。シアターではそのほか短編・長編コンペティション部門のノミネート作品、韓国インディーズアニメの特集上映などを実施。鑑賞にはプログラムごとにチケットが必要だ。またコンペティション作品をはじめ短編・長編アニメ150作以上を視聴できるオンラインチケットも販売される。

さらに今年はDOMMUNEとコラボレートし、無料のストリーミング配信プログラムも豊富に展開。映画祭のポスタービジュアルを手がけた大童澄瞳のアニメ遍歴トークや、同じく映画祭の公式トレーラーを手がけたAC部によるプログラムが行われる。そのほか「天気の子」の予告編で知られる10GAUGEの依田伸隆と「おそ松さん」のキャラクターデザイン・作画監督などを手がけるアニメーターの浅野直之がPVをテーマに語るプログラム、「ごん」の八代健志監督と「DINO!」の細川晋監督による人形アニメーションにまつわるトーク、長編・学生コンペティションの審査員の1人・片渕須直が印象に残った作品を語るプログラムなど、さまざまな角度からアニメーションの今を取り上げる。