本作は、「ハウルの動く城」で知られるダイアナ・ウィン・ジョーンズの児童向け小説「アーヤと魔女」を原作とした作品。自分が魔女の娘とは知らずに育った少女・アーヤが、ある日、奇妙な家に引き取られ、意地悪な魔女と暮らし始めたことから物語が展開される。「アーヤと魔女」を気に入った宮崎駿が長編アニメとして作ることを企画し、息子の宮崎吾朗が監督として制作。スタジオジブリとしては初めての全編3DCGの長編作品となる。
スタジオジブリの
スタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサーコメント
コロナの後、世界はどうなるのか?
それが現在、いろんな人の一番大きな関心事です。映画やテレビだって、それを避けて通ることは出来ません。『アーヤ』は、コロナ後に堪えられる作品なのか? ラッシュを見ながら、ぼくは何度も考えました。
そして、この作品の大きな特徴は、アーヤの賢さだと気づきました。賢ささえあれば、どんな時代も乗り越えられる。そう思ったとき、安堵を覚えました。
『長くつ下のピッピ』が世界一強い女の子なら、『アーヤ』は世界一賢い女の子の物語です。
憎たらしいけど、何故か可愛いアーヤ。いろんな人に愛されることを願っています。
ちなみに、アーヤは誰かに似ていると思ったら、この作品の監督である吾朗君そのものでした。
それを指摘すると、吾朗君は照れ臭そうに、はにかんでいました。
関連記事
junkTokyo @junktokyo
#Cannes2020 宮崎吾郎作品もエントリー。これのこと?
https://t.co/gf0hTmlp7w