「WORK」はハンバート ハンバートがこれまでに発表したバラード曲のライブ音源11曲と、新曲「小さな声」を収録したアルバム。「フジ三太郎」は1965年から1991年にかけて朝日新聞に連載された4コマ作品で、平凡なサラリーマンの日常がユーモラスに描かれている。本作ではジャケットに加えて歌詞カードにも同作のキャラクターを配置。メンバーの佐野遊穂は「子供だった私は毎朝、フジ三太郎から大人の世界を垣間見ていました」と「フジ三太郎」の思い出を語り、佐藤良成は「サトウ先生の描く三太郎の泣き笑い顔はなぜか胸にジーンと来て、『WORK』という作品にとても合っていると思います」とコメントを寄せている。
ハンバート ハンバート コメント
佐野遊穂
子供だった私は毎朝、フジ三太郎から大人の世界を垣間見ていました。今思うと、トボけた味わいの内容だけでなく、その日その日のニュースが盛り込まれていたり、ちょっとエッチだったり、けっこう難しい内容でした。なのに惹かれて読んでいたのは、きっと絵の魅力が大きかったのだと思います。しばらくぶりに見た三太郎は親戚のおじさんみたいで、「大人になったねぇ」と言ってくれているような気がして嬉しかったです。
佐藤良成
自分のマンガとの出会いは何だったかと考えると、「キン肉マン」でも「ドラゴンボール」でもなく、ごく自然に「フジ三太郎」を新聞で読んでいたのが始まりだったと思います。
今回、最初のデザインが上がってきたのを見たとき、懐かしいやら嬉しいやらで、このジャケットのフジ三太郎氏とまるで同じ顔をしてしまいました。
サトウ先生の描く三太郎の泣き笑い顔はなぜか胸にジーンと来て、「WORK」という作品にとても合っていると思います。
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サトウ @akaicoupe
「泣き笑い」の表情って、その裏に絶対一筋縄ではいかない物語があるからなあ。
サトウサンペイ「フジ三太郎」ハンバート ハンバートの新作ジャケット飾る(コメントあり) - コミックナタリー https://t.co/6HhePUkmC7