「狼の口~ヴォルフスムント~」の
本書は“歴史のなかで行われてきた1対1の戦い”をテーマに綴られる作品集。表題作「甲冑武闘」では、ランカスター王家とヨーク公が王位を争う15世紀半ばのイングランドを舞台に、ランカスター方の騎士・ウィリアムとヨーク方の騎士・ジョンの関係を描く。無敵の両手剣使いとして活躍を続けるウィリアムだったが、騎士としての強さを追い求めるストイックさが周囲に理解されず、孤立して寂しさを感じていた。そんな中、ウィリアムは戦場で相まみえた若きジョンの才能に、自分の生きる意味を見出す。そのほか全6編が収録された。
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じょんま @jonma
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