映画「のび太の月面探査記」のび太たちがある場所に向かう“ムーンビジュアル”公開

藤子・F・不二雄「ドラえもん」を原作とした映画「映画ドラえもん のび太の月面探査記」の“ムーンビジュアル”が公開された。

辻村深月が手がける脚本からインスパイアされた「大人になったすべての子どもたちへ」をテーマにした本ビジュアルは6種類用意。アクリル絵具で描かれた柔らかくて温かみのあるタッチで、のび太たちが強い覚悟を持ってある場所に向かう劇中のシーンが描かれた。

なお本ビジュアルは、本日2月25日から3月4日まで東京・新宿駅のメトロプロムナード、六本木ヒルズのメトロハット、二子玉川駅の東急田園都市線、大井町線構内に掲出されている。

監督を八鍬新之介、脚本を小説家の辻村深月が担当する「映画ドラえもん のび太の月面探査記」は3月1日に公開。ドラえもんのひみつ道具「異説クラブメンバーズバッジ」を使って月の裏側にウサギ王国を作ることにしたのび太が、不思議な転校生・ルカとともにウサギ王国に行くことから物語が展開される。

辻村深月（脚本）コメント

今回の映画の中盤、のび太たちは、冒険の旅に出るための、その覚悟と勇気を試されるシーンがあります。大人なら誰でも、子ども時代に一度は、親にも黙って何かをそっと決意した日があるはずです。本当は不安だけど、心配をかけたくないから「大丈夫？」と聞かれても「うん」と答えたあの日や、友達との秘密を守ろうと決めた時の気持ち。誰かのために、自分のために、ひそかに強く、一歩大人になる決意をしたその夜のことを思い出しながら、皆さんにも映画の中のみんなを応援してもらえたら、とても嬉しいです。そんなのび太たちを見守るように見つめる月の存在にも、ぜひご注目くださいね。