浅田弘幸、中原中也記念館の館報にイラストと文章を寄稿

「テガミバチ」で知られる浅田弘幸が、山口県・中原中也記念館の館報第15号にイラストと文章「一枚絵に寄せて」を寄稿している。

浅田は1991年に発売された集英社文庫「汚れつちまつた悲しみに…―中原中也詩集」のカバーイラストを手がけており、館報にはこのカバーイラストのキャラクターが再び描かれている。イラストのタイトルは「lyrical murderer」。

また浅田は寄稿文で、10代後半の頃から中也のファンだったことを語り、初期の作品「眠兎―ミント―」や、画集「骨の尖」にて中也の詩を引用したエピソードを語っている。館報は中原中也記念館にて無料で配布中。また近日中に、記念館公式サイトより閲覧可能となる。