寺島はテレビシリーズ終了後も、映画の収録やイベントなど「SERVAMP」にまつわる仕事が続いたことに触れ、「(テレビアニメから)『SERVAMP』的には空いてる感じがしない。この4人で集まるのも自然な感じ」と挨拶。梶は「ドラマCDから参加しているので、長い時を経て、劇場作品となって皆さんにご覧いただけるのはうれしい」と笑顔を見せた。
本編についてのトークが始まると、下野が「なんかもう、うちの父が本当にすみません……」と頭を下げる。そこから有栖院家の両親について話が盛り上がり、キャスト陣がキャラクターの背景について好き勝手に考察を始めると、下野が「やめろよ!うちの家をぐちゃぐちゃにするな!」と制して会場を笑わせた。堀江は今作のリリイについて、「(リリイって)やっぱ吸血鬼だったんだ、って思いました」と述べ、「怖くなかった?大丈夫?」と観客に問いかける。これには下野が「今までは“すぐ脱ぐ人”ってイメージだったもんね」とツッコミを入れた。
今作では入場者プレゼントとして、映画を観た人に週替わりのドラマCDを進呈。また本編上映前には真昼とクロ、御園と御国、リヒトとロウレスがそれぞれ劇場マナーを喚起する「週替わり限定オリジナルボイスドラマ」が流れる。舞台挨拶では「週替わり限定オリジナルボイスドラマ」に参加していない堀江が、アドリブでオリジナルの劇場マナー喚起を披露し、満場の観客を笑いの渦に包む一幕もあった。
「SERVAMP-サーヴァンプ-」は男子高校生の城田真昼が、契約した人間の命令を聞く吸血鬼・サーヴァンプのクロと主従関係を結んだことから始まるバトルファンタジー。映画ではサーヴァンプと契約した人間の1人・有栖院御園の、隠された過去にスポットが当てられる。
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