「ダメプリ」先行上映会、斉藤壮馬が武内駿輔のダメポイント改善にアドバイス

アニメ「ダメプリ ANIME CARAVAN」の第1話先行上映会が、去る2017年12月30日に東京・新宿アルタ7階のアルタシアターにて行なわれ、リュゼ役の斉藤壮馬とリオット役の武内駿輔が登壇した。コミックナタリーではイベント第1部の様子をレポートする。

スマートフォン向け乙女ゲーム「DAME×PRINCE（デイム×プリンス）」を原作とするアニメ「ダメプリ」。弱小国家イナコの姫であるアニが、武力国家ミリドニアと宗教国家セレンファーレンとの和平調停のため訪れた調印式の会場で、どこか“ダメ”な王子たちと出会うところから物語が始まる。

斉藤と武内は会場が新宿アルタであることにちなみ、「笑っていいとも！」のテーマ曲を口ずさみながら入場。武内はアニメの出来栄えについて「想像以上です。アプリよりもキャラクターが暴れているので、期待してください」と述べ、観客の期待を煽る。斉藤はそれに「間違いないね」と同調しつつ、「それにしても武内くん、いい声だねえ」「その服いいね。どこのブランド？」と冒頭から武内をいじり倒し、会場の笑いを誘った。

第1話の上映前には、主題歌を担当するBREAKERZからのビデオコメントも。ボーカルのDAIGOは、「ダメプリ」と自身の決めゼリフ「うぃっしゅ！」をかけ合わせた「ダメプ……りっしゅ！」という挨拶で観客を沸かせる。メンバー全員でゲームをプレイしているそうで、「男性でも王子たちに惚れそうになる」「みんないいんだよね、（お気に入りが決められなくて）困る」と口々にその魅力を語り合った。その後上映されたアニメ第1話では、ナルシスト王子・ナレクの暴走シーン、斉藤演じるリュゼの「にこっ！」が炸裂する場面などで、たびたび笑い声が漏れる。上映が終了すると、会場からは大きな拍手が送られた。

再び登場した斉藤は、興奮冷めやらぬファンに「僕らも先日完成版を見たんですけど、絵がめっちゃ綺麗ですよね。ナレクのダンスシーンとか、あんなに枚数使う？（笑）」と観客と感想を共有。また「ゲームのときは1人ずつ収録をするんです。アニメの収録は『ダメプリ』の濃い世界観を掛け合いで演じるから、すごく面白い」と述べ、「アプリとはまた違った一面をお届けできると思います」と話した。武内が第1話からギャグ要素がふんだんに散りばめられていることについて「皆さん第1話でこれ？と驚かれたでしょうけど、この後もどんどん上がっていきます（笑）」と言うと、斉藤も「とくに最新話がヤバかったよね。アドリブの連続で、まるで大喜利大会」と応え、アフレコが和気あいあいと進められていることをファンに伝えた。

話題が「自分のダメだと思う部分」に及ぶと、斉藤は「（石川）界人くんに“酔うと顔が近い”って説教されるんだよね」と悩みを吐露。続く武内が自分のダメなポイントとして“プチぎっくり腰”になってしまったことを挙げると、斉藤は「それ、声優仲間の間で話題になってたよ。『武内のやつ、（声もそうだけど）体も20歳とは思えないな』って」とコメント。斉藤は「整体師の人に教えてもらったんだけど、お尻の筋肉が硬いとぎっくり腰になっちゃうらしいよ。だから、揉みな。自分のお尻」とアドバイスを送っていた。

アニメ「ダメプリ ANIME CARAVAN」は1月10日より、TOKYO MXほかにて放送スタート。文化放送インターネットラジオ「超！A&G+」では、毎週水曜23時半より「斉藤壮馬・石川界人のダメプリ RADIO」をオンエアしている。