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「曇天に笑う〈外伝〉」完成披露、中村悠一「来年は“曇天”の年に」と期待

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唐々煙原作による劇場アニメ「曇天に笑う〈外伝〉~決別、犲の誓い~」の完成披露舞台挨拶が、本日11月25日に東京・丸の内ピカデリー2にて開催され、曇天火役の中村悠一、芦屋睦月役の藤原祐規若野哲也監督が登壇した。

「曇天に笑う」の前日譚、および後日談を綴る「曇天に笑う〈外伝〉」。劇場アニメは全3部作にて展開されることが発表されており、「決別、犲の誓い」はその前編にあたる。テレビアニメから3年ぶりにアフレコに臨んだ際の気持ちを問われると、中村は「(「曇天に笑う」は)3兄弟がメインのお話ですけど、今回は(空丸役の)梶(裕貴)くんはアフレコスタジオで僕を応援してくれてたんですけど、(宙太郎役の)代永(翼)さんは(別で収録を行う)抜き録りだったので。非常に残念な思いでした。“非常”にですけどね!」と強調し、笑いを誘う。藤原は「イメージとしては持ってたんですけど、屍(千狼)役の岩崎(ひろし)さんが声を発したときに、3年ぶりにあの声を聴いたのでみんなでびっくりしました」と現場の様子を思い返した。

また好きなシーンについて、中村は「ラストの墓前でのシーン。原作よりもちょっと膨らまして描かれていて。原作も好きなんですけど、より心に来るものがあるなと思いました」とコメント。そのシーンについて、若野監督は「自分的に観たいシーンを足したという感じなので、気に入っていただければと思っています」と明かした。

本作でのアドリブについての話題になると、再び中村は「今回は“代永さん以外は”ほぼ居る状態で収録ができたので(笑)」と掘り返しながら、「キャストが決まったうえで2期だったり劇場版をやる際って、スケジュールが揃わないときは抜き収録が多くなるんです。今回はほぼ揃った状態で収録できたので、だからこそやれるアドリブもあった。犲のメンバーとの過去のシーンも一緒にやれたのが大きかったです」と述懐した。

今作が監督デビュー作となる若野監督。演出についてこだわったところを問われると、「(『曇天に笑う』は)キャラクターの掛け合いやつながりが大事な作品。(安倍)蒼世と天火、芦屋と(曇)大湖とか、男同士の微妙な掛け合いの気まずさというか、その辺を意識して作りました」と語る。藤原は芦屋と大湖のシーンについて「来たな!と思いました。これマンガで読んだやつだ!って」と振り返りながら、「芦屋の背景をようやく演じることができてすごく楽しかったです」と微笑んだ。

なおイベントでは、本作の半券を2枚集めて応募できるキャンペーンについても発表。半券を2枚集めて応募した人全員には、唐々煙描き下ろしイラストによる「幻の入場者プレゼント」が進呈される。詳細は追って公式サイトにて発表されるので、気になる人はチェックしておこう。

最後の挨拶で、中村は「今回を皮切りに、『曇天に笑う〈外伝〉』は2弾、3弾とありますし、来年は実写映画も控えております。来年の、特に前半は『曇天』の年になるといいなと、僕もですし、スタッフ一同思っていると思います。皆様の応援がないとなかなかうまく進みませんので、5回ぐらい観てください。よろしくお願いします」とイベントを締めくくった。

「曇天に笑う〈外伝〉~決別、犲の誓い~」は、12月2日より2週間限定にて劇場上映。劇場限定版のBlu-rayは、上映劇場にて公開日より販売される。

「曇天に笑う〈外伝〉 ~決別、犲の誓い~」

2017年12月2日(土)より2週間限定上映

スタッフ

原作:唐々煙「曇天に笑う<外伝>」(マッグガーデン刊)
監督:若野哲也
シリーズ構成:梅原英司
キャラクターデザイン:田中紀衣
音楽:やまだ豊
アニメーション制作:WIT STUDIO

キャスト

曇天火:中村悠一
曇空丸:梶裕貴
曇宙太郎:代永翼
安倍蒼世:鳥海浩輔
鷹峯誠一郎:安元洋貴
佐々木妃子:大原さやか
芦屋睦月:藤原祐規
犬飼善蔵:藤原貴弘
屍千狼:岩崎ひろし
武田楽鳥:下野紘
比良裏:鈴村健一
牡丹:佐藤利奈
錦:能登麻美子
曇大湖:大川透
曇小雪:折笠富美子
金城白子:櫻井孝宏

(c)唐々煙/マッグガーデン・曇天に笑う外伝製作委員会

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