勝田文が2作品同時発売、SHIBUYA TSUTAYAで複製原画展

勝田文の最新単行本、「ちくたくぼんぼん」1巻と「ウランバナ」が10月19日に同時発売となる。これを記念し10月17日より、SHIBUYA TSUTAYAにて複製原画展が開催される。

展示されるのは、初期から現在まで集英社で発表された、雑誌掲載時のカラー扉絵や単行本のカバーイラストなど計10枚。中でもカラー扉絵は、単行本収録時にはモノクロになっているため、今後見ることのできない貴重な作品だ。

また店頭では19日から勝田直筆のポップを展示。さらに19日以降には、「ちくたくぼんぼん」1巻と「ウランバナ」のサイン本が、それぞれ30部ほど販売される予定となっている。

コーラス（集英社）にて連載中の「ちくたくぼんぼん」は、昭和初期の下町を舞台に奉公のため東京へ来た女性の奮闘を描くレトロラブコメディ。1巻には表題作のほか、長編読み切り「ビーチ・イズ・ビューチフル」も収録される。

一方の「ウランバナ」は、コーラスでの短期連載された表題作のほか、ヤングユー（集英社）に掲載された初期の読み切り「近くの他人」「ダブルプレイ」を収録した短編集だ。

両単行本の帯には、初版に限りオリジナルのミニ折り紙が付いており、それぞれ折り紙を完成させると別の模様が現れるという趣向が凝らされている。