手塚治虫のエロティックな秘蔵画稿が文芸誌・新潮に、筒井康隆らも寄稿

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本日11月7日発売の文芸誌・新潮12月号(新潮社)では、手塚治虫のデビュー70周年を記念した特集「手塚治虫のエロティカ」が組まれている。

手塚治虫による未発表画稿より。(c)TEZUKA PRODUCTIONS

手塚治虫による未発表画稿より。(c)TEZUKA PRODUCTIONS

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2014年3月に手塚の仕事場から発見された未発表画稿に光を当て、その作家性をエロティシズムという切り口から検証する本特集。発見された画稿の多くには女性の肉体や、女性が動物に、あるいは子供に変化していく過程が描かれていた。手塚のメタモルフォーゼ(変身・変容)への強い関心と、独特のエロティシズム感覚が伺えるもので、大半は1960~70年代に、発表する意図はなく描かれた習作と見られている。

特集では発見された約200点の画稿から選りすぐりの25点を、巻頭グラビアにて一挙公開。さらに手塚の関連書籍の編集を多く手がける濱田高志による解題「習作に見る描線へのこだわりと表現力」、中条省平による解説「メタモルフォーゼの魅惑」のほか、手塚と親交のあった作家の筒井康隆による「手塚治虫のエロス」、手塚の長女で手塚プロダクション取締役を務める手塚るみ子のエッセイ「密かな父の享楽に触れ……」も収められた。

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lillyshia @lillyshia

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