「ヒロアカ」京まふで山下大輝らトーク「2期は生徒1人ずつにスポット当たる」

堀越耕平原作によるテレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」のステージイベントが、本日9月18日に京都・みやこめっせにて開催された「京都国際マンガ・アニメフェア 2016」、通称京まふ内にて実施された。

スクリーンにオープニング映像が流れた後、緑谷出久役の山下大輝、爆豪勝己役の岡本信彦、麗日お茶子役の佐倉綾音が決めセリフを放ちステージに現れると、すでに3人のテンションはMAX。ポルノグラフィティのオープニングテーマ「THE DAY」を3人で熱唱しはじめ、会場は大いに沸いた。まずは4月から6月まで放送されたアニメ「僕のヒーローアカデミア」1期を振り返る。山下が「駆け抜けた1クールでした。毎回毎回熱量がすごいので、叫ばない日はないんじゃないかと思うくらい。第2期があるって聞いて、『よし、もっと体力つけなきゃな』って思ってます」と話すと、岡本は「朝収録だったんだよね。テストで主役が全力で叫ぶから、脇も負けじと叫ぶんですけど、まあ疲れましたよね（笑）」と体力が必要となる現場だったことを明かした。

またヒロインでもありながら、デクたちと一緒にバトルするヒーローでもある佐倉は「あんまりヒロインっていう立場とは考えてなかったですね。みんなと志をともにする仲間という意識で、できるだけ演じたかったです。2期でもお茶子の男らしい面はもっと出していきたいと、私の中では画策してます」と意気込んだ。

個性豊かなキャラクターが多く登場する「僕のヒーローアカデミア」で、デクたちの1年A組は合計20人の生徒が在籍している。全キャラクターのビジュアルがスクリーンに映し出されると3人は好きなキャラクターを挙げていく。山下は峰田実を「かわいい。もぎゅもぎゅしたいです」と語り、強キャラが好きだと語る岡本は轟焦凍と常闇踏陰を挙げるも、「葉隠（透）さんが実は“ダイナマイトバデー”で気になってます（笑）。早く顔が見たい！」と熱望した。

またアフレコ現場の話に及ぶと、佐倉が「（上鳴電気役の）畠中（祐）くんはマイク前で動くタイプ」と切り出す。3人は上鳴の脳がショートし一時的にアホになってしまうときの「ウェ～～～イ」というセリフを、親指を立てて動かしながら、はたまた両手を上げながらアフレコしていることを暴露すると会場は大きな笑いに包まれた。

そしてアニメ2期について、山下は「キャラクターがめちゃくちゃ増えます。1クラスくらい増えるんじゃないかな。そのキャストが誰なのか、僕ら自身も知らないので気になります」と話しつつ、「第1期ってオールマイトを中心に描いていると思うんですよ。そこが2期ではもっと生徒よりになってくる。1人ひとりにスポットが当たって、この人にはこういう過去があったのかとか、こういう思いでヒーローになろうと思ってるんだとか」と説明。岡本も「キャラクターのバックボーンが見えてくるよね」と同意すると、「もっとみんなが好きになると思います」と熱弁した。

「僕のヒーローアカデミア」は、多くの人間が何かしらの超常能力「個性」を持つようになった世界を舞台にしたアクション。幼い頃からヒーローに憧れる少年・緑谷出久や仲間たちの成長や活躍を描いていく。今秋に行われる「ジャンプスペシャルアニメフェスタ2016」では堀越耕平がストーリー原案を務めた新作エピソードを上映。さらに10月1日よりBS11にてアニメ1期の再放送が行われる。

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