今年1月からはジム・オルーク、須藤俊明、山本達久、波多野敦子とともに新バンド「もう死んだ人たち」でのライブ活動も行なっている石橋英子。今回のアルバムは前作「carapace」に引き続きジム・オルークがプロデュースを担当し、もう死んだ人たちのメンバーを迎えてバンド編成で制作された。
石橋英子はピアノやビブラフォン、フルートなどに加え、今回はガットギターも演奏。前作完成後すぐにギターで作曲に挑んだ「fugitive」も収録されている。また、最後を飾る「imitation of life」ではゲストとして坂田明が演奏に参加している。
このほか本作では「愛する人のために爆弾を作り続ける女性」「叫びのサンプルを集める科学者」など、これまでの作風とはひと味違ったSFを思わせるコンセプチュアルな歌詞にも挑戦。また数々のライブやレコーディングで磨き上げられたバンドサウンドにより、今作では彼女の繊細できらびやかな楽曲に、ユーモラスでドラマティックなポップスとしての魅力も加わっている。
ジャケットデザインは前作に引き続き木村豊(Central67)が担当。アートワークは五木田智央による描き下ろしの作品が使用されている。
なお石橋英子は5月28日に自主企画イベント「☆サングラスナイト☆」を東京・Shibuya O-nestで開催。
石橋英子「imitation of life」収録曲
01. introduction
02. resurrection
03. long scan of the test tube sea
04. written in the wind
05. silent running
06. fugitive
07. imitation of life
石橋英子 presents ☆サングラスナイト☆
2012年5月28日(月) 東京都 Shibuya O-nest
<出演者>
豊田道倫 / オオクボーT / 前野健太
DJ:石橋英子
出店:スナック皺<ママ(トンチ) / フロアレディ(ゆうこ、かよ、アツ子、あや)>
リンク
- Eiko Ishibashi
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音楽ナタリー @natalie_mu
石橋英子、もう死んだ人たち率いてバンド編成の新作発表 http://t.co/TcfQkhVc