開演と同時に1stソロアルバム「MODERN TIMES」のイントロである、40年後のPUNPEEが過去に思いを馳せて語るという内容の「2057」が会場に流れ、スクリーンに古い洋画のシーンを思わせる老いた外国人の映像が映し出される。そしてアルバムの流れの通り「Lovely Man」「Happy Meal」でライブが開幕し、待ちわびたオーディエンスは一気にヒートアップ。「Renaissance」が始まるとフロアから大合唱が沸き起こった。PUNPEEはその後も原島“ど真ん中”宙芳とDJ ZAI(
再びスクリーンに老人が映り、「Interval」としてアルバムに収録されている独白が流れ始めた。老人が「今の子たちは実在したことすら伝説と思ってる子もいるそうだが、彼とやれたのは光栄だった。自分の半端さが知れたというか、彼の言葉にはいつも背筋を伸ばされたもんだよ」と回想すると、この日最初のゲストとして
GAPPERが退場したあとも、PUNPEEは古い付き合いだというバックDJの原島と共に、テキーラを乾杯し続ける勝負をしてPUNPEEが救急車で運ばれたエピソードなど懐かしい話に花を咲かせた。そして、今年「FUJI ROCK FESTIVAL '17」のホワイトステージに出演した際に原島が「実は救急車で運ばれたあのときに死んでて、これは夢の続きなのかもしれない」と言ったことから生まれたという、原島がラップを担当する楽曲「夢のつづき」が披露された。さらに彼らは、そのフジロックのステージで行われたビートジャックを再現。ベック「Loser」、Red Hot Chili Peppers「Scar Tissue」、Oasis「Wonderwall」にラップを乗せ、フロアを盛り上げていった。その後「タイムマシーンにのって」のパフォーマンスを経て、缶ビールを飲みながらMETEORが威勢よくステージに登場。PUNPEEはMETEORのテンションの高さに苦笑いしつつ、2人で「Play My music」「4800日後…」を楽しげにラップした。PUNPEEは本編最後に「Oldies」を歌って退場。観客から彼に惜しみない拍手が贈られた。
アンコールでは、ゲストの
最後にPUNPEEは「DJ以外のライブを人前でしたことがあんまりないから、ツアーをするのは不安だなと思ってたけど、やっていくうちに楽しくなってきた。来年もまたツアーをやるかもしれないんで気が向いたら遊びに来てください」と観客に呼びかけ、アルバムの最後の曲である「HERO」を歌唱。大盛り上がりの中、キャリア初のソロツアーは全日程が終了した。
PUNPEE「The "Journey Into Mystery" Tour」追加公演 2017年10月27日 渋谷CLUB QUATTRO セットリスト
01. Intro
02. Lovely Man
03. Happy Meal
04. Renaissance
05. Maileage Club
06. お嫁においで 2015
07. Scenario
08. Interval
09. 終わらない歌 feat.
10. 待ちぼうけ feat. NORIKIYO
11. P.U.M.P.(Communication)~P.U.M.P(駄菓子売ってハスリン)
12.
13. かみさま feat. GAPPER
14. 寝れない!!! feat. GAPPER
15. 夢のつづき feat. 原島“ど真ん中”宙芳
16. FUJI ROCKメドレー
17. タイムマシーンにのって
18. Play My music feat. METEOR
19. 4800日後… feat. METEOR
20. Oldies
<アンコール>
21. Renaissance Beat with
22. 夜を使いはたして with STUTS
23. Night Flight telephone Call feat.
24. rain feat. 一十三十一
25. HERO
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【ライブレポート】PUNPEEソロツアー追加公演にNORIKIYOや一十三十一ら登場「来年もまたやるかも」(写真28枚) - 音楽ナタリー https://t.co/W3C2xBPoFT