「このワインを楽しみながら新譜を待っていて」YOSHIKI新作ワインを来週発売

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本日9月2日、YOSHIKIX JAPAN)がプロデュースするワインブランド・Y by Yoshikiのプレミアム新作ワイン「Y by Yoshiki Napa Valley Cabernet Sauvignon 2011」「Y by Yoshiki Napa Valley Chardonnay 2012」の発表会&試飲会が東京・グランドハイアット東京で行われた。

YOSHIKIとは?

X JAPANおよびTHE LAST ROCKSTARSのリーダー、ドラムとピアノを担当。ボーイズ・バンドXYのプロデューサー。音楽以外に慈善活動にも携わっており2010年に基金「Yoshiki Foundation America」を設立。最近ではウクライナおよび周辺国避難民支援したほか、遺児救済や災害支援などを積極的に行っている。また着物ブランド「YOSHIKIMONO」や、ワイン・シャンパーニュのブランド「Y by YOSHIKI」などをプロデュース。2023年7月には新たなファッションブランド「MAISON YOSHIKI PARIS」をフランスに設立し、「YOSHIKIMONO」はこのブランドの一部門となった。また日本コカ・コーラとビジネスパートナーとしてタッグを組み、清涼飲料水「リアルゴールド X」「リアルゴールド Y」を発表。2022年11月にYOSHIKI(Dr, Piano)、HYDE(Vo / L'Arc-en-Ciel、VAMPS)、SUGIZO(G / LUNA SEA、X JAPAN)、MIYAVI(G)からなるTHE LAST ROCKSTARSを結成し、2023年1、2月に東京、ニューヨーク、ロサンゼルスの3都市を回る初ツアーを行った。10月にはクラシックコンサート「YOSHIKI CLASSICAL 10TH ANNIVERSARY - World Tour with Orchestra 2023 'REQUIEM'」を東京・東京ガーデンシアター、イギリス・ロンドンのロイヤルアルバートホール、アメリカ・ロサンゼルスのドルビーシアター、そしてアメリカ・ニューヨークにあるカーネギーホールの4会場で開催。イギリスとアメリカの歴史ある3会場を制覇するのは、日本人ではYOSHIKIが初となる。

X JAPANとは?

1982年にYOSHIKI(Dr, Piano)とToshl(Vo)を中心に結成される。インディーズで絶大な人気を誇り、1989年にアルバム「BLUE BLOOD」でメジャーシーンに進出する。派手なメイクと衣装に代表される独特のスタイルが大きく注目される一方で、ハイクオリティなヘヴィメタルサウンドと確かな演奏力が高評価を獲得。攻撃的なメタルナンバーとドラマチックなバラードの双方に定評があり、ヴィジュアル系バンドの先駆者的存在としても認知されている。人気絶頂の1997年、ToshIの脱退宣言を機に解散。再結成が熱望されるも翌1998年にHIDEが急逝し復活は絶望視される。しかし2007年10月に突然活動再開を宣言し、復活第1弾となった新曲「I.V.」はハリウッド映画「SAW4」のメインテーマソングに採用された。2008年3月には復活の東京ドームライブを3日間にわたり開催。2009年5月にはSUGIZO(G)が新メンバーとして正式加入した。2010年8月には米の大型ロックフェス「ロラパルーザ」に出演し初の全米ツアーを行ったほか、日産スタジアムでの2DAYSライブも開催。2011年にはヨーロッパ、日本、南米、アジアを回るワールドツアーを、2014年10月にはアメリカ・ニューヨークのMadison Square Gardenでのワンマンライブを成功に収めた。2015年には宮城・石巻 BLUE RESISTANCEで東日本大震災の復興支援チャリティライブを行い、2800万円を超える寄付金を集めた。2017年3月にイギリス・The SSE Arena, Wembley公演を開催し、それと同時にドキュメンタリー映画「We Are X」を公開。5月にYOSHIKIが人工椎間板置換手術を受けたため、7月の日本国内ツアーを急遽アコースティック編成で行った。2018年9月に千葉・幕張メッセ国際展示場1~3ホールでワンマンライブ「X JAPAN Live 日本公演 2018~紅に染まった夜~ Makuhari Messe 3Days」を開催。3日目公演では台風の影響により“無観客ライブ”を敢行し、世界に向けてその模様を生中継した。

「Y by Yoshiki Napa Valley Cabernet Sauvignon 2011」をテイスティングするYOSHIKI。

「Y by Yoshiki Napa Valley Cabernet Sauvignon 2011」をテイスティングするYOSHIKI。

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左から「Y by Yoshiki Napa Valley Chardonnay 2012」「Y by Yoshiki Napa Valley Cabernet Sauvignon 2011」。

左から「Y by Yoshiki Napa Valley Chardonnay 2012」「Y by Yoshiki Napa Valley Cabernet Sauvignon 2011」。[拡大]

「Y by Yoshiki Napa Valley Cabernet Sauvignon 2011」と「Y by Yoshiki Napa Valley Chardonnay 2012」はいずれもアメリカ・カリフォルニアのナパ・バレーの醸造家ロブ・モンダヴィJr.とYOSHIKIのコラボレーションによって造られたワイン。2008年のY by Yoshikiブランド立ち上げ時より、より上質なワインを造りたいと構想していたYOSHIKIがロブと出会ったことによって誕生したワインとなる。

左からYOSHIKI、ロブ・モンダヴィJr.。

左からYOSHIKI、ロブ・モンダヴィJr.。[拡大]

本日ロブと共に登壇したYOSHIKIはまず、モンダヴィ家がカリフォルニアで4代続く醸造家であることに触れ「ナパのワインを造り上げたと言っても過言ではない、レジェンドとコラボレーションできたことをうれしく思う」とロブとそのファミリーに最大限の賛辞を送る。そしてロブが返す刀で「ワイン造りにあたって、舌の肥えたYOSHIKIがウチの樽の中でも特に自信のあるものばかりをセレクトして使いたがったので困った」と苦笑交じりに彼を讃えると、「ナパのワインは毎日のように飲んでいるから目利きには自信がありました」とひと言。さらに今回の2本のワインについて「こんなことを言ったら怒られるかもしれないけど」と前置きしながらも「モンダヴィ家が設立に携わったカリフォルニアの名門ワイナリー、オーパス・ワンを打倒するつもりで造った」「それなりのワインの分かる方にも飲んでもらいたい」「グレードもそれなりのものになっている」と自信を覗かせた。

XポーズをキメるYOSHIKIとロブ・モンダヴィJr.。

XポーズをキメるYOSHIKIとロブ・モンダヴィJr.。[拡大]

発表会終了後の囲み取材で改めてワインについて尋ねられたYOSHIKIは「普通のワインを飲むのと同じ環境でも飲んでもらえるようにスムーズな飲み口、口当たりのよさは一番意識した」とコメント。ここでも「音楽活動の傍らで趣味で造っていると思っている方もいるとは思うが、人によっては一流ブランドのものよりも僕のワインのほうがおいしいとおっしゃる方もいると思う」とした。またワインの生産にかかった期間を尋ねられた際には「2年」と答えつつ「アルバムは20年かかってるのに」「『ワインを出してないでアルバムを出せ』って感じですよね」とジョークを交えるひと幕も。そして「アルバムは99%完成している」「ロマネ・コンティ級の作品になっているので、今回のワインを楽しみながら待っていてほしいですね」と笑顔で会見を締めくくった。

なお赤ワインの「Y by Yoshiki Napa Valley Cabernet Sauvignon 2011」と白ワイン「Y by Yoshiki Napa Valley Chardonnay 2012」はいずれも9月5日より販売される。

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O.D.A. (WASTE OF POPS 80s-90s) @ODA_80_90

こいつもう誰かがげんこつで殴ってもみんな許すと思うんだ。>「このワインを楽しみながら新譜を待っていて」YOSHIKI新作ワインを来週発売
https://t.co/UZdb3mgvmo

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