Creature Creature、2年半ぶりライブで進化の過程を提示

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Morrie(Vo / Dead End)によるソロプロジェクト、Creature Creatureが6月20日にShibuya O-EASTでワンマンライブ「シモーヌと逆鱗」を行った。

新曲のリリース予定は一切未定。今後の動向を含め注目しておこう(写真:緒車寿一)。

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Morrie(写真:緒車寿一)

Morrie(写真:緒車寿一)

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Creature Creatureとしては約2年半ぶりに行われた今回のライブは、新曲「真空」からいきなりスタート。ステージを覆う幕が開くと、黒い衣装に身を包んだMorrieが深く厚みのある歌声を会場中に響かせた。続く2曲目に披露されたのも新曲「Cluster」。MCで彼は「新曲、ガンガンいきます」と宣言し、その言葉どおりにライブでは数々の新曲が演奏された。

この日Morrieのバックを支えたのは、(G/ex.La'cryma Christi)、Shinobu (G/ex.Guy's Family)、Hitoki(B/ex.黒夢)、Sakura (Dr/S.O.A.P、ex.L'Arc-en-Ciel)という強力な面々。彼らはCreature Creatureの複雑で難しい楽曲を、見事に“ひとつのバンドの音”として昇華していた。

ライブ後半には、1stアルバム「Light & Lust」収録曲を次々に披露。Morrieはロングトーンとビブラートを多用した独特の歌唱法、シャウト、ファルセットと、さまざまな声で楽曲を彩っていった。

アンコールで「妖」「千の闇夜に」の2曲を演奏すると、ライブは終了。客電がつき、機材の片付けが始まっても拍手を止めないファンの前に、ツアーTシャツに着替えたMorrieが再び登場。「やりたかったけど、もう片づけちゃってるみたいで、ごめんね。ぜんぜん予定してなかったんで。ありがとう!」と言うと、満員の観客に珍しく笑顔を見せた。

Dead End時代はアルバム1枚出すごとに、大きな変貌を遂げていったMorrie。さらに変化し続けたソロ活動を経て、Creature Creatureに到達した彼は、今回披露された新曲でもその変化が続いていることを提示した。今後Morrieが、そしてCreature Creatureがどのような進化を遂げるのかファンならずとも気になるところだ。

Creature Creature「シモーヌと逆鱗」@SHIBUYA O-EAST セットリスト

01.真空
02.Cluster
03.MABOROSHI
04.ゾーン
05.Black Hole
06.星憑き
07.秘苑
08.Sexus
09.Es
10.風の塔
11.COSMOS BLACKNESS
12.Automatic
13.パラダイス
14.RED
15.SWAN
16.春の機械
--ENCORE--
E1.妖
E2.千の闇夜に

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