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ディーン・フジオカ「NINJA THE MONSTER」舞台挨拶、「カッコいい伝蔵に期待して」

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「NINJA THE MONSTER」舞台挨拶の様子。

「NINJA THE MONSTER」舞台挨拶の様子。

本日2月18日、東京・丸の内ピカデリーにて「NINJA THE MONSTER」公開を記念した舞台挨拶が行われ、主演のディーン・フジオカとヒロインを演じた森川葵が登壇した。

本作は、忍びの存在を危険視する幕府が「忍者禁止令」を発布した江戸時代を舞台にしたアクション時代劇。藩の取り潰しを免れるべく、江戸行きの使命を負った幸姫と、忍びであることを伏せて同行する伝蔵の命懸けの旅を描く。伝蔵をNHK連続テレビ小説「あさが来た」のフジオカが、伝蔵に特別な感情を抱く幸姫を「チョコリエッタ」の森川が演じている。

会場から大きな拍手で迎えられたフジオカと森川。フジオカは「舞台に上がる直前、いきなりかばんの紐に足が引っかかって転びそうになりました(笑)。間抜けな感じですが伝蔵はカッコいいので乞うご期待!ということで」と笑いを誘った。忍び役を演じるにあたって心がけたことを聞かれたフジオカは「社会から存在を否定された忍びという役。生きるということを否定し続けられる男の精神状態ってどういうものだろうと思っていた。忍びの存在がなぜ必要で、なぜ不要とされるようになったのか。力や技術だけではない、思考の論理や伝蔵の抱える苦悩などを意識して撮影に臨みました」と丁寧に答えた。時代劇初挑戦の森川は「浴衣を着ることから勉強しました。藩の重責を担う役なので強い意志と心を持ち演じました」と語った。

劇中で幾度となく殺陣を披露しているフジオカは普段からトレーニングを欠かさないという。「仕事でいろんな国に行く機会があるので、その土地に根付いている武術や格闘技は吸収するようにしています。武器を集めるのも好きなんですよ。僕はボクシングをやっているんですが、伝蔵の動きにはフィリピンの“カリ”という武術のスタイルを盛り込んでいます。監督も理解してくれました」と撮影を振り返った。

フジオカとの共演について聞かれた森川が緊張した様子で言葉を詰まらせると、フジオカは優しくほほえむ。森川が「過酷な現場でしたが、お菓子を食べながら2人で乗り切りました。チョコや干し柿、クコの実をもらったんですよ(笑)。あと餅つきもしました」と現場での出来事を語ると、「みんなで味付けして食べたね。京都の冬は寒かったけど、2人で暖を取ったよね」とフジオカも当時を懐かしんだ。

ここで監督の落合賢からの手紙が読み上げられる。落合とフジオカは5年以上前からの付き合いとのことで、フジオカは「日本で仕事を始めるタイミングだったんですよ。2人でジャマイカ料理を食べながら、いつか一緒に仕事をしようと話したんです」と落合とのエピソードを明かした。

最後に本作の見どころについて森川は「登場するモンスターが本当に美しいんです。映像もきれいなのでぜひ楽しんでください」とコメント。フジオカは「物語の先の世界に対するイマジネーションが働く作品だと思います。これからこの作品がネクストレベルに行けるよう応援しながら観てくれたら、何倍も楽しんでもらえると思います」とメッセージを残し、イベントは終了した。

「NINJA THE MONSTER」は、2月20日より東京・新宿ピカデリーほか全国にて1週間限定で公開される。

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