スピルバーグの評伝発売、インタビューと400点以上の図版から軌跡を辿る

「スピルバーグ その世界と人生」と題された評伝が12月10日に発売される。

同書では、「激突！」から「リンカーン」までの監督作28本を、スティーヴン・スピルバーグ本人へのインタビュー、400点以上のカラー図版を通して紹介。自作に向けられたスピルバーグの眼差しを楽しめる。加えて1月8日に封切られる監督最新作「ブリッジ・オブ・スパイ」、製作に携わった作品までを網羅したフィルモグラフィも掲載され、さまざまな角度から世界的映画監督の軌跡を辿ることが可能だ。

なお本書の中でスピルバーグは、「もし映画が現実を反映するものだとしたら、ぼくの映画は多かれ少なかれ、現実の物語を映し出している。つまりそこには、馬鹿ばかしいことや、面白おかしいこと、悲劇的な別れや死、打ちのめされるほどの巨大で圧倒的な力、そしてやがて来たる救済までのすべてがあるんだ」と映画への思いを明かしている。