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舞台挨拶前、登壇者たちは劇場前に用意されたレッドカーペットを闊歩。ファンの呼びかけやサインに応じ、貴重な交流の時間を楽しんだ。篠原は「10年続いた『アンフェア』も今回で終わり。寂しい気持ちもあるけれど、みんなに早く観てほしいです」と伝え、またシリーズの途中から参加した佐藤は「レギュラーメンバーの皆さんの思いに、最後の最後まで真摯に向きあいたいです」と話す。
本作は2006年に連続ドラマとしてスタートした「アンフェア」の劇場版最新作。篠原涼子演じる刑事、雪平夏見がさまざまな事件に立ち向かう姿が描かれ、9月5日に全国で封切られる「アンフェア the end」をもってシリーズ完結を迎える。舞台挨拶では新キャストの永山とAKIRAが「アンフェア」のファンだったことを明かし、永山は「テレビで観ていた作品の世界に入り込めてうれしかったです。お空に輝くかと思いましたね」といきなり詩的な表現で気持ちを伝えて共演者たちから一斉にツッコまれていた。
また「涼子ちゃんて、こんな人」というトークテーマが司会者より掲げられると、それまで淡々と話していた登壇者たちが饒舌に。加藤は「基本的に、ふにゃんふにゃんしてますね。でもカメラがまわるとキリッと雪平になるんですよ」と話してキャスト陣の賛同を集める。またAKIRAは撮影現場で集中しているにもかかわらず、篠原から「踊って!」と無茶振りを受けていたことを暴露。AKIRAが「『いつも踊ってるじゃん、こういうの!』って言いながら、三代目 J Soul Brothersの振り付けを真似してくるんですよね」と篠原の茶目っ気あふれるエピソードを明かすと、会場は和やかな空気に包まれる。
ドラマシリーズから脚本を手がけてきた監督の佐藤は「篠原さんは野生児。直感的な人で、ワンテイク目が非常に素晴らしい。座長としてここまで見事にまとめてきてくださいました」と篠原への思いを吐露。それを受けて篠原は「雪平夏見に出会えたことは私にとって奇跡の1つ。本当に幸せな『アンフェア』との10年間でした」と感慨深げに語り、シリーズ完結にふさわしい作品の完成に胸を張った。
「アンフェア the end」は9月5日より全国ロードショー。
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