カンヌでポスター賞!日本政府が大バッシング受けた「スシポリス事件」とは

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3DCGショートアニメ「SUSHI POLICE」が2015年度カンヌ国際映画祭のフィルムマーケットにてポスター賞を受賞した。

「SUSHI POLICE」ポスタービジュアル (c)“SUSHI POLICE” Project Partners 

「SUSHI POLICE」ポスタービジュアル (c)“SUSHI POLICE” Project Partners 

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「SUSHI POLICE」は2020年東京オリンピック招致活動にてIOC最終プレゼンのPR映像を制作したことで知られる、福岡のプロダクションKOO-KIによる作品。かつて日本政府が海外メディアから批判を受けた「スシポリス事件」を題材としている。

「スシポリス事件」とは、海外で間違った日本食文化が蔓延することを危惧した日本政府が2006年に考案した、正しい日本食店を認証する制度「海外日本食レストラン認証制度」にまつわる騒動。この発表を受けWashington Postなどの海外メディアは「スシポリスがやって来る!」と一斉にバッシングを展開し、日本政府は実施を見送る結果となった。

本作が獲得したポスター賞とは、カンヌのフィルムマーケットにてセールスされている作品の中から、The Hollywood Reporter誌が“面白そうで期待できる”ポスタービジュアルを選出するもの。今回は「SUSHI POLICE」を含む2作品が受賞した。

本作はヨーロッパにて、フランス大手セールスカンパニーのセルロイドドリームス社のもとで配給されることが決定。日本での公開については改めて発表される。

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高村武義 #WalkAway @tk_takamura

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