OBが語るマンガ家への道。大学漫画に石黒正数、小森陽一

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大阪芸術大学が発行するマンガ誌、大学漫画vol.13(小池書院)に、「それでも町は廻っている」の石黒正数、「マッシュGO!!」や「海猿」の原作者・小森陽一が登場。「大芸大OB&新鋭が語る これが漫画家への王道!!」と題した特集でインタビューに応えている。

大学漫画vol.13。表紙のイラストは、石黒正数の「それでも町は廻っている」から。

大学漫画vol.13。表紙のイラストは、石黒正数の「それでも町は廻っている」から。

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大阪芸術大学デザイン学科を卒業した石黒は、マンガ家を目指すきっかけや、マンガを描き続けた高校から大学時代、出版社への持ち込み、またマンガを描くことへのこだわりなどを語り、マンガ家を目指す若者へのアドバイスで締めくくっている。

一方、大阪芸術大学の映像計画学科卒業の小森は、原作・脚本を務めた実写映画「252 生存者あり」の制作秘話のほか、週刊少年マガジン(講談社)にて連載された「マッシュGO!!」の苦労話や、映画とマンガ原作の違い、取材の重要性など、マンガ原作者という立場から創作について答えている。

また第2特集では「『コロコロコミック』の世界へようこそ!~僕たちの好きな児童漫画!~」と題した特集が組まれており、月刊コロコロコミック(小学館)の佐上靖之編集長へのインタビューが収録されている。

さらに今年の5月から6月にかけて、一挙に4冊の単行本を刊行し話題を集めた河内遙も登場。「私の漫画生活」と題したインタビューでは、マンガ家になってから4年間、アルバイトをしながらマンガを描き続けてきたという自身の生活について語っている。

なお今号よりマンガ家を目指す若者のマンガ持ち込みに密着したコーナーがスタート。大阪芸術大学を卒業した新人マンガ家・U田氏が神保町と護国寺にある出版社を訪れ、3誌への持ち込みを行ったレポートが収録されている。

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