月刊創、マンガ市場特集でセキララ業界事情

発売中の月刊創5月号（創出版）では、「変貌するマンガ市場」と題し、マンガ業界をめぐる特集が組まれている。

これまでも毎年マンガ特集を組んできた月刊創。冒頭にてマガジン・サンデーの創刊50周年イベントを取り上げ、この50年間のマンガ業界を総括するとともに、近年注目を集めているデジタル化、海外版権ビジネス、メディアミックス戦略について触れている。

そのほか出版社からの意見として、月刊アフタヌーン（講談社）編集長吉田昌平氏、good！アフタヌーン（講談社）編集長金井暁氏、角川書店メディア部の古林英明氏、スクウェア・エニックスクロスメディア事業部の倉重宣之氏らのインタビューも掲載されており、現在のマンガ業界の実情を窺い知ることができる。

また「マンガ家が語る『私のマンガ』」と題し、松本大洋が「竹光侍」、浅野いにおが「おやすみプンプン」、石川雅之が「もやしもん」「純潔のマリア」、瀧波ユカリが「臨死!!江古田ちゃん」、河合克敏が「とめはねっ！鈴里高校書道部」、槇村さとるが「リアル・クローズ」、きらが「パティスリー　MON」、磯谷友紀が「本屋の森のあかり」について語っている。

さらに「もやしもん」の石川から読者プレゼントも。石川が自費で発注したというケータイストラップアクセサリー「松茸菌」が抽選で5名に当たるほか、抽選にもれた人を対象に、A.オリゼー、A.アルテルナータの菌のアクセサリーが5名に当たる。応募には月刊創5月号の巻末にあるとじ込みハガキが必要。