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「よつばと!」展で10年分の日めくり展示、その数3650枚超

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※3/14追記:3月15日からの開催も中止となりました。
※3/12追記:3月12・13日の開催は中止となりました。

「『よつばとひめくり』展覧会 よつばと10年1日展」が、本日3月8日から渋谷のギャラリー・ルデコで開催されている。

あずまきよひこ作品の日めくりカレンダーが10周年を迎えた記念に開催される「よつばと10年1日展」。2001年版の「ひめくりあずまんが」から、2010年版の「よつばとひめくり」まで、10年の間に制作された日めくり3650枚以上を一挙に見ることができる。他にも原画展示、グッズ販売、テレビCMなどの上映ほか、10周年にふさわしい展示が盛りだくさんだ。

展覧会は会場の2階と3階を使って行われる。2階に入ると、みっしりと会場の壁一面に日めくりが。その情報量の多さに最初は圧倒されるが、ユニークな日めくりを1枚また1枚と眺めていると、10年分はあっという間。3月10日には2011年版の「よつばとひめくり」が発売されるので、日めくりの虜になった人は発売を待とう。

3階ではグッズの販売と「よつばと!」の原画、そしてよつばパネルと立体ダンボーを展示。作中で工作された段ボール製のロボット・ダンボーを等身大のよつばと並べており、マンガと同じく胸には小銭を入れる穴、目にはライトが仕込まれている。再現度を確かめるべくコミックナタリー記者が胸の穴から100円玉を投入したところ、マンガ同様にまんまと取り出せなくなった。作品内容を忠実に再現した結果とはいえ、小銭の投入は強い覚悟を持って行おう。目のライトはオン・オフ可能だが、展覧会中は点灯モードで展示される予定だ。

グッズ販売も充実しており、作中に登場するブランド「KODOMO USAGI」のキッズサイズTシャツ、ランチバッグ、エコバッグ、クリアファイルセット、マグネットなど、ファンの物欲を刺激する品揃えだ。なおグッズは通販も予定しており、完売した商品は再生産も検討するとのこと。展覧会に来られない遠方のファンは期待しよう。

「『よつばとひめくり』展覧会 よつばと10年1日展」は3月20日まで開催されている。入場料は300円で、小学生以下は無料。月曜休廊で、開店時間は11時から19時まで。初日と最終日のみ開場と閉場の時間が異なる。

「よつばとひめくり」展覧会 よつばと10年1日展

会期:2011年3月8日(火)~3月20日(日)※月曜休廊
時間:11:00~19:00(初日のみ13時開場、最終日のみ17時閉場)
会場:渋谷ギャラリー・ルデコ(2階&3階)
料金:300円(小学生以下無料)

ごあいさつ

 よつばスタジオで最初にひめくりカレンダーを制作したのが2001年の「ひめくりあずまんが」です。作るのがあまりにも大変だったので、もう2度と作るまいとその時は思ったのですが、好評につき、第2弾、第3弾と続くことになりました。4年目にして、ようやく「あずまんが大王」の連載も終わったので、ひめくりカレンダーも終わるのかと思いきや、そのまま「よつばと!」に引き継がれることになりました。4コマ作品である「あずまんが大王」だからこそ、うまくひめくりカレンダーにできると思っていたので、最初は「よつばと!」で同じように作るのは難しいと考えていたのですが、実際にやってみると「あずまんが大王」と同じような感じでした。つまり同じぐらい大変でした。
 そして気付けば10冊目のひめくりカレンダーが目の前に積まれ、今月には11冊目が発売されます。あっという間です。「十年一日」という言葉があるように、十年とは本当に一日と同じように過ぎて行くのだなあと思い、それを実際に目に見える形にしたら面白いに違いない、と企画されたのが今回のイベントです。十年分の一日を壁一面に貼って、十年を一日で体感する。それが「よつばと10年1日展」なのです。
 ところが、この挨拶を書くために「十年一日」の意味をさっき調べたら、「長い間まったく変化がない」ということが判明しました。しかも、どちらかというと悪い意味で使われることが多いようです。ググるんじゃなかった……。
 このイベントのことはもう忘れて、これからの十年にむけ、変化、革新をテーマに頑張っていこう。そう胸に固く誓いました。もっとも、せっかく3650枚以上のひめくりを貼ってしまったので、ご来場の皆さんには少しでも楽しんでいただければ幸いです。
2011年3月8日(大安)
よつばスタジオ 里見英樹

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