マンガ評論に特化したミニコミ誌「漫画批評」の第3号には、
インタビューで古屋はデビュー当時のことや、ガロ連載中にCOMIC CUE、ヤングサンデーなどに声をかけられたことなどを語り、「マニアックなマンガ家だった自分が女子高生ギャグやファンタジーを描いたことで自分の引き出しが増えていった」と当時を振り返る。
また「中高生だった頃の自分に読ませたいかどうか」という基準で描く作品を選び、「必要であれば残酷なシーンや性的な表現も躊躇なく描く」「中高生にトラウマを与える覚悟はできている」と自らの決意を語った。
第2特集では「漫画のできるまで。」と題し、マンガを描いてから売るまでの流れを解説。構想、作画、編集、製版、刷版、印刷、製本、流通、販売、返本という流れを、月刊アフタヌーンとgood!アフタヌーンを例に細かく説明するという読み応えのある特集だ。
価格は500円。取り扱い書店、通信販売の方法などは、公式サイトをチェックしてほしい。
※記事初出時、タイトルに誤解を招く表現がありました。お詫びして訂正いたします。
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