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夜の警備会社を描く「バウンサー」平埜生成&超新星・ユナクがクランクイン

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みずたまこと原作の実写ドラマ「バウンサー」の合同取材が去る1月10日に都内で行われ、獅子戸丈一郎役の平埜生成、蜂野信也役のユナク超新星)が出席した。

別冊ヤングチャンピオン(秋田書店)にて連載中の「バウンサー」は、夜の街を守る民間警備会社・東京フィストを描いたアウトロー群像劇。数々の転職を経て東京フィストに入る、正義感が強いがキレやすい若者・獅子戸丈一郎役を平埜が、東京フィストでチームリーダーを任される、高圧的な性格の敏腕社員・蜂野信也役をユナクが演じる。

取材にはW主演の2人が劇中の衣装で登場。平埜は獅子戸の特徴的なヘアスタイルを再現していたが、これは地毛だという。撮影現場の雰囲気を問われると、平埜は「スタッフさんは映画畑でやってる方が多くいらっしゃるので、作品に対するこだわりをすごく感じますね。いい環境で挑めています」と回答し、一方のユナクは「女優さんが1人も出ないんですよ。5年前の軍隊での生活を思い出します(笑)」と記者たちを笑わせる。さらにユナクは初の日本人役ということで「日本語のセリフを間違えられないというプレッシャーがあるけど、来年には日本の人みたいに(日本語を)しゃべれるんじゃないかな」と自信を覗かせた。

6日から始まった撮影では、獅子戸が蜂野に顔を踏みつけられるシーンを既に収録済みとのこと。平埜が「(ユナクは)本気でくるので役に入りやすい。蹴りとかも本気でくる」と述べると、ユナクが小声で「ごめんね」とかわいらしく謝る。続けてユナクは平埜の第一印象について「自分とは真逆の性格で静かですよね。僕は『イエーイ!』って感じだけど、(平埜は)真剣に役作りを考えてやってる」と語った。

それぞれの演じる役に関する質問が飛ぶと、平埜は「マンガを最初に読んだときより、(撮影が進むにつれ)いろんな発見があって、どんどん獅子戸に対する印象が変わってきている。捕えきれない役ですね。だけど(獅子戸が)『25年間、どんな人生を歩んできたのか』という想像だけは忘れないようにしないといけない。そうしないと役がブレてしまうので」と役作りについて述べる。ユナクは自身が演じる蜂野というキャラクターについて「兄にDVを受けたという設定なんですけど、自分の痛みや感情を隠すのがうまい。だからユナクと近いんですね。仲間がふざけてるときに優しく『ダメだよ』って言える大人な感じが自分に似てるな、と」と分析した。

作品の見どころを聞かれると、ユナクは「(1話45分×10話分で)450分の映画を観る感じで観られると思います。1つひとつのシーンをみんなで協力してすごく丁寧に撮ってくれるんですよ」とコメント。それを聞いた平埜は「まったく一緒(の意見)ですね。びっくりしました(笑)」とおどける場面もあったが、続けて「さっきも言ったけど、ドラマと映画の間という新しいジャンルの映像作品になりそうです」と付け加えた。

最後に視聴者へのメッセージとして、ユナクは「この作品はとてもシンプルな話です。怒ったら殴る、悲しかったら泣く。観る方たちは気楽に観られるし、仕事でストレスが溜まったら発散できるようなドラマだと思うので、マンガみたいに気楽に観てほしいと思ってます」、平埜は「(放送が始まる)4月にぴったりのストーリー。腐った若者が何かを見つけようと光に向かって歩み出すというのが、新年度のスタートに合ってるんじゃないかなと。何か新しいことを始めようという方にはぜひ観てもらって、自分の中の譲れないものを見つけてほしい」と語った。

ドラマ「バウンサー」はドラマの監督は映画「君に届け」「近キョリ恋愛」を手がけた熊澤尚人、脚本は映画「オオカミ少女と黒王子」のまなべゆきこ、製作はスタジオブルーがそれぞれ担当。4月14日よりBSスカパー!にて、オリジナルストーリーを交えながら全10話が放送される。

BSスカパー! オリジナル連続ドラマ「バウンサー」

放送日時:2017年4月14日(金)~(全10話、第1話無料放送)
チャンネル:BSスカパー!(BS241/プレミアムサービス579)
出演:平埜生成ユナク超新星)ほか
原作:みずたまこと(秋田書店刊「別冊ヤングチャンピオン」連載中)
監督:熊澤尚人
脚本:まなべゆきこ
製作:スカパー!/スタジオブルー

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