アニメ「七つの大罪 黙示録の四騎士」小村将&内山昂輝と第1期を振り返ろう!Blu-ray / DVD BOX収録EPで2人を熱くさせたのは?「AnimeJapan 2024」ステージレポート

鈴木央原作によるTVアニメ「七つの大罪 黙示録の四騎士」(以下、「黙示録の四騎士」)は、「七つの大罪」の正統続編にして“聖戦”から16年後を描く物語。新たな主人公・パーシバルの冒険譚で、「七つの大罪」を知っている人はもちろん、知らない人でも楽しむことができる。アニメは第1期が2023年10月から2クールにわたりオンエアされ、10月からは第2期の放送が決定。3月20日には第1期第1話から12話までを収録したBlu-ray / DVD BOX Ⅰが発売され、6月19日に第13話から第24話までを収録したBOX Ⅱがリリースされる。

コミックナタリーではBlu-ray / DVD BOXの発売を記念した特集を展開。3月24日に「AnimeJapan 2024」の日本テレビ・バップブースにて開催された、パーシバル役・小村将と、シン/ランスロット役・内山昂輝によるトークステージのレポートをお届けする。ステージでは小村と内山が、第1期で印象に残ったエピソードや見どころを語った。

取材・文 / 伊藤舞衣撮影 / 小川遼

「七つの大罪 黙示録の四騎士」あらすじ
第1話「少年は旅立つ」より。

第1話「少年は旅立つ」より。

辺境の地で祖父と暮らしていた心優しき少年・パーシバルは、平穏な日々を過ごしていたところ、ある日謎の騎士・イロンシッドと遭遇。とある出来事をきっかけに、初めて外の世界に降り立ち旅立つことを決意する。仲間たちと出会いながら旅をする中で、パーシバルは自らが世界を滅ぼす〈黙示録の四騎士〉であることを知り、四騎士の抹殺を目論む者たちとの戦いに巻き込まれていく。

小村将&内山昂輝が第1期の見どころを語る!
「AnimeJapan 2024」ステージレポート

第1期で印象に残ったのは「僕の仲間たちが大活躍する」エピソード

「AnimeJapan 2024」2日目の、日本テレビ・バップブース初回イベントとなった「七つの大罪 黙示録の四騎士」ステージ。ブースにはステージ開始前から小村将と内山昂輝の登場を待ち侘びるファンが集まり、2人が登壇すると温かい拍手が起こった。

ステージの冒頭では小村が「黙示録の四騎士」の魅力を改めて「『七つの大罪』を知らなくても、本当に楽しめる作品」と紹介。内山は「知っていても楽しめる」と付け加え、「第1期だと後半で以前のシリーズに登場したキャラが出てきて、『なんでこうなっちゃったの?』とかそういう部分も楽しめますよね」とシリーズを知っている人が楽しめるポイントをアピールした。

左から小村将、内山昂輝。

左から小村将、内山昂輝。

第1期のクライマックスが迫る第23話の放送直前に開催された同ステージでは、2人が印象に残ったエピソードをピックアップした。「パーシバル目線だと全話印象に残っている」と小村が悩みながら選んだのは第16話「シンとの別れ」。これまでパーシバルの成長を中心に描かれていた中、闇のタリスマンとの戦いで仲間のドニー、アン、ナシエンスが活躍したことや、ドニーの覚醒を振り返る。そして各キャラとそれを演じる小村の新人声優仲間であるキャスト陣の見せ場を「僕の仲間たちが大活躍するということで、僕目線でもパーシバル目線でもすごく熱いシーンだった」と誇らしげな笑顔で語った。

第16話「シンとの別れ」

巨大な樹木が絡み合う鬱蒼とした森でパーシバルを狙う追手・闇のタリスマンと遭遇し、迎え撃つパーシバル一行。4人はシンのアドバイスやチームワークにより奮闘するも、強敵相手に苦戦を強いられる。さらに闇のタリスマンのリーダー・フィディックは、パーシバルたちが持つ強さの要を潰すためある作戦を実行に移し……。

第16話でシンの正体が明かされたことについて、内山は「シンが姿を消していたときに何をしていたのかも、後で振り返ってみるとわかるんですよね。見返すと面白いと思います」とにっこり。シンのアドバイスにより仲間たちが鼓舞されていく展開を小村は自身の立場に重ね「僕たち新人声優がいて、内山さんが先輩として引っ張ってくれているっていう役者の構図的にもぴったりで、本当にここは熱かったです」と内山の頼もしさを伝えた。

妖精のアフレコに方言監修、「すごく手間がかかっているんです」

内山は第21話「〈黙示録の四騎士〉VS混沌の使徒」をピックアップ。激しい戦いが繰り広げられる同エピソードのバトルシーンの話が展開されるかと思いきや、ステージ上にはランスロットが変身した妖精が登場するコミカルなシーンが映し出される。なんとこの訛りのある妖精のセリフには、福島弁の方言監修が入っているのだとか。「ちゃんと1つひとつのセリフに音声ガイドをいただいて、スタジオでも横でお手本を言ってもらって。実はふざけたシーンに見えて、すごく手間がかかっているんです」と手の込みようが明かされた。小村は一度聞いた方言をすぐに再現してみせた内山を「さすが」と称えつつ、あまりの飲み込みの早さに内山が福島出身でないことを確認していた。

第21話「〈黙示録の四騎士〉VS混沌の使徒」より、ランスロットが変身した妖精。

第21話「〈黙示録の四騎士〉VS混沌の使徒」より、ランスロットが変身した妖精。

第21話「〈黙示録の四騎士〉VS混沌の使徒」

ついにリオネス王国に集結した黙示録の四騎士であるパーシバル、ランスロット、トリスタン、ガウェイン。しかしそこに刺客として16年前の聖戦でメリオダスらと死闘を繰り広げた〈十戒〉のガランとメラスキュラが現れる。一方メリオダスは〈十戒〉が囮だと推測し、真の狙いを探ろうとしていた。

時間が合うときは母親と一緒に「黙示録の四騎士」を楽しんでいるという小村。妖精の声を内山が演じていることに気がつかない様子の母親をニヤニヤしながら見守っていたと話すなど、和やかな家族のエピソードを披露した。

内山昂輝

内山昂輝

第1期の最終話である第24話の放送を控え「もう終わりかあ」と惜しむ内山に、小村は第2期が10月に放送されることをアピールしつつ「まだまだここからですよ。むしろここからが本番」と意気込む。第24話では〈黙示録の四騎士〉と仲間たちが活躍する激しい戦闘シーンや、続きが気になるようなラストシーンが展開するのだと見どころを伝え「(キャラクター)それぞれに着目していただきつつ、最終話は僕もパーシバルにめちゃくちゃ魂吹き込んだので、注目していただければ」と観客に視線を送った。

小村&内山がオーディオコメンタリーで業界事情をディープに語る

10月の第2期の放送が待ちきれないといった様子の2人は、6月19日発売予定の「黙示録の四騎士」Blu-ray / DVD BOX Ⅱについても言及。BOX Ⅱに特典として収録されるオーディオコメンタリーには小村とともに、回ごとに異なるキャストが出演しトークを展開する。

小村将

小村将

「誰の話が一番面白かった?」と問う内山に小村は音響監督・小泉紀介の名前を挙げ、オーディション事情など普段聞くことができないような貴重な話が聞けたのだと答える。そして新人声優であった小村と、小村に向き合ってきた音響監督との関係を「父と子」と表現し、親子のように第1話収録当時や最終話での自分の成長を振り返ったと楽しげに語った。内山も小村と作品やキャラクター、果ては業界事情について語り合ったそうで「ディープな話をずっとしている間に『あ、もう終わりの時間だ』っていう感じだった」と収録を述懐した。

Blu-ray / DVD BOXのドニー、アン、ナシエンスが描かれたⅠのジャケットと、黙示録の四騎士が描かれたⅡのジャケットを眺める内山は、リオネス王国に到着し四騎士として歓迎されるパーシバルを見たドニーらに思いを馳せ「3人が引け目を感じているところはすごく切ないよね」とつぶやく。小村は大きく頷き同意しながらも「誰か1人でも欠けていたら、冒険が終わっちゃっていたんじゃないかみたいなシーンもあった」と仲間の重要さを力強く述べた。

Blu-ray / DVD BOX Ⅰのジャケット。

Blu-ray / DVD BOX Ⅰのジャケット。

Blu-ray / DVD BOX Ⅱのジャケット。

Blu-ray / DVD BOX Ⅱのジャケット。

エンディングでは内山が「ギャグシーン1つ取ってもこだわって作られていますし、バトルシーン、日常シーン、いろんなシーンでアドリブをしたり、キャラクターらしさを出したりといろんな演出でアフレコが進んでいて。本当にいいものを作ろうとスタッフ、キャスト一同お仕事しています」とこだわりを伝える。第2期からは新たなキャラクターが増えることにも触れつつ「また新たな『黙示録の四騎士』がお届けできるかなと思います」とコメントした。小村は初めてメインキャラクターを演じ、先輩声優から学びながら挑んだ第1期のアフレコを「とても濃密だった」と話し、話数を増すごとに芝居の幅が広がっていったことを振り返る。最後に第2期に向け「我々もお芝居に全力で魂を吹き込んでいく所存でございます。ぜひ楽しみにしていてください」とファンにメッセージを送った。

ブックレット、オーディオコメンタリーなど
特典盛りだくさんのBlu-ray / DVD BOX
Blu-ray BOX Ⅰ

Blu-ray BOX Ⅰ

キャラクターデザイン・髙田洋一描き下ろしの三方背ボックスにディスクを収納できるBlu-ray / DVD BOXには、多数の特典が付属する。BOX Ⅰには32ページのブックレット、メインビジュアルポスター、先行プレミア上映会のトーク映像を収録したディスクに加え、6月30日に東京・一ツ橋ホールで実施されるイベントの優先販売申込券を封入。イベントには小村、内山に加えドニー役の戸谷菊之介、ナシエンス役の島田愛野、アン役の中村カンナ、トリスタン役の村瀬歩、ガウェイン役のファイルーズあいが出演し、パーシバル隊と黙示録の四騎士が初めて勢揃いする。

BOX Ⅱには32ページのブックレット、メインビジュアル第2弾ポスター、キャストやスタッフが出演するオーディオコメンタリーを収録した特典ディスクが付属する。第2期の放送に向けて「黙示録の四騎士」の世界観がさらに楽しめる内容となっている。

プロフィール

小村将(コムラショウ)

5月7日生まれ、栃木県出身。アーツビジョン所属。2023年にアニメ「七つの大罪 黙示録の四騎士」で主役・パーシバル役に抜擢。ゲーム「イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード」でも主人公・笹波雲明役を演じる。

内山昂輝(ウチヤマコウキ)

8月16日生まれ、埼玉県出身。劇団ひまわり所属。主な出演作品に「機動戦士ガンダムUC」(バナージ・リンクス役)、「ハイキュー!!」(月島蛍役)、「僕のヒーローアカデミア」(死柄木弔役)、「ブルーロック」(糸師凛役)、「WIND BREAKER」(杉下京太郎役)、「ばいばい、アース」(クエスティオン=アドニス役)、「【推しの子】」(姫川大輝役)などがある。