ミュージカル「魔界王子」開幕！アナログにこだわって魔界を表現

高殿円・雪広うたこ原作によるミュージカル「魔界王子 devils and realist」が、去る6月1日、全労済ホール／スペース・ゼロにて開幕した。

「魔界王子 devils and realist」は、類まれなる頭脳の持ち主であるウイリアムが、意図せず悪魔ダンタリオンを呼び出してしまったことから始まる学園悪魔ファンタジー。学園と魔界をコミカルに描き人気を博し、2013年にはテレビアニメ化もされた。原作は月刊コミックZERO-SUM（一迅社）にて2009年より連載中。

ミュージカルではウイリアム役を石渡真修、ダンタリオン役を鮎川太陽が担当。そのほかケヴィン役は法月康平、アイザック役は小西成弥、クロスビー牧師役は松本祐一、シトリー役は河原田巧也、ジル・ド・レイ役は碕理人、カミオ役は米原幸佑、バアルベリト役は遠藤誠、バフォメット役はKENが演じている。クロッサンブルと呼ばれるアンサンブルのクロスを使った大胆な演出も見どころのひとつ。あえてアナログにこだわり、魔界や戦いを表現しているところにも注目だ。

ミュージカル「魔界王子 devils and realist」は6月5日まで上演。10月26日には公演のDVDとCDも発売される予定。またゲネプロ前に行われたフォトセッションでのキャストコメントは下記の通り。

石渡真修（ウイリアム役）コメント

本当に素晴らしいキャストとスタッフでここまできて80％90％できています。
あと残り10％はお客さまと一緒に本番の中で創っていこうと思います。
本当に楽しめる作品になっていると思うので、何回も見てもらえるような作品になれるように
キャスト全員、スタッフ全員、千秋楽まで上を目指して頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします。

鮎川太陽（ダンタリオン役）コメント

キャストだけではなくスタッフさんも全ての人を巻き込んで創り上げた作品です。セットもそうですし、照明も衣装もメイクも全て原作に忠実で、僕たちも役に一生懸命取り組んで稽古をしてきました。あとは最後、お客さまが入って完成という状況だと思います。
楽しんでくださいではなく、一緒に創り上げてくださいと言いたいです。
皆さん、ご来場お待ちしております。

法月康平（ケヴィン役）コメント

たくさん2.5次元作品がある中で、“Theミュージカル”と呼んでいいほど、ミュージカルらしい作品になっております。全員で一生懸命頑張りますので楽しんでください。

小西成弥（アイザック役）コメント

ミュージカルということで、ドキドキわくわくする作品になっています。悪魔とかが出てきてわくわくしますので、楽しみにしていただけたらなと思います。

松本祐一（クロスビー牧師役）コメント

魔界や悪魔がある中、僕は神を信じクロスビーの信じる道を突き進んで、ストーリーをひとつずつ伝えていければと思っています。

河原田巧也（シトリー役）コメント

舞台（ステージセット）が客席の方に出ておりまして、“魔界へようこそ”というよりも、僕たちが皆さんを魔界へお迎えする作品だと思うので、立体感を出して包み込むような感じでお届けしたいと思っております。僕らは全力で楽しんで、お客様もそれに答えていただけたら嬉しいなと思っています。

碕理人（ジル・ド・レイ役）コメント

今回、座長の（石渡）真修くんを筆頭に僕達全員がすごく仲の良いカンパニーになっておりまして、それを舞台上で見せることができたら、本当に良い作品をお客さまに提供できるのではないかと本気で思っております。ミュージカルということで、歌とダンスや殺陣もいっぱいありますけど、注目して見て欲しいのはカミオとのからみですね。原作ではあまりからみが無いのでオリジナルです。よいコンビになっているので是非注目してもらえたら嬉しいです。

米原幸佑（カミオ役）コメント

この“ミュージカル魔界王子”という新しいコンテンツを作り上げる様を稽古場で見ながら、少しでもスパイスになれるように頑張って参りました。多くの方に観てもらいたいミュージカルになりましたのでよろしくお願いいたします。

遠藤誠（バアルベリト役）コメント

なんと言っても見どころは、クロスを使った演出です。他のカンパニーでは見られないものを創っているかなと思っております。歌やアクションはもちろん、クロスによる演出も楽しんでいただけたらなと思っております。

KEN（バフォメット役）コメント

初めての2.5次元舞台出演ですが、まさかヤギになるとは思っておりませんでした。精一杯ヤギを、そしてバフォメットを演じようと思っております。