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蒼樹うめ、ゆのを飲みに誘うキュゥべえを生で描く!初個展が明日から

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蒼樹うめがライブドローイングで描画したゆのとキュゥべえ。(c)蒼樹うめ/芳文社 (c)Magica Quartet / Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion

蒼樹うめがライブドローイングで描画したゆのとキュゥべえ。(c)蒼樹うめ/芳文社 (c)Magica Quartet / Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion

10月3日より10日間限定で、東京・上野の森美術館にて蒼樹うめの初個展「蒼樹うめ展」が開催される。明日のオープンに先駆け、本日10月2日に行われた内覧会に蒼樹が出席した。

蒼樹は緊張気味に「私は見てのとおり大変ちっぽけなマンガ家でして……」と切り出す。「最初に個展のお話をいただいたときは、『なんて分不相応な』とか『私1人の展覧会なんて成り立つんだろうか』とか思いました」と悩んだことを明かし、「でも私は私なりに、皆さんが肩肘張らずに楽しくニコニコ見ていただける展覧会ができたらいいなと思い、今日までコツコツと準備してきました」と語った。

挨拶のあと、蒼樹はライブドローイングを披露。「ひだまりスケッチ」の主人公・ゆのと、キャラクター原案を手がけたアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキュゥべえを、質疑応答を交えながら描画した。キュゥべえのデザインについて蒼樹は「とにかくかわいいキャラクターを作ろうと思いました」と語り、「しっぽがお気に入りです」とコメント。約20分かけてイラストを完成させたあと、蒼樹は「キュゥべえに余計な一言を書いてもいいですか?」と笑い、「今夜呑みに行かんかね?」というセリフを付け足す。「ゆのの肩にキュゥべえが乗った、爽やかな絵を目指していたんですが、キュゥべえの手が明らかに変な感じで……」と、ゆのを飲みに誘うキュゥべえになってしまった経緯を説明した。

蒼樹が「展示からグッズまで、本当に細かなところまで関わらせていただきました」と話す「蒼樹うめ展」は、全5章で構成される。第1章「蒼樹うめとは」には、幼い頃から絵を描くことが大好きだったという蒼樹が幼少の頃に手がけた版画やイラスト、予備校時代のデッサンなどが並ぶ。第2章「『ひだまりスケッチ』の世界」では、2004年に連載をスタートさせ、4度にわたってTVアニメ化もされた同作の原画などを展示。また蒼樹自身が考案した「ゆのの絵描き歌」の映像が上映される。絵描き歌は蒼樹本人が歌っているので、ファンは必聴だ。このほか作中の描写から再現されたゆのの部屋や、イラストのメイキング映像が流れるモニターなども設置されている。

第3章は実際に蒼樹が使用している機材を展示した「原稿の部屋」。壁はイラスト原稿で埋め尽くされている。第4章「キャラクター原案『魔法少女まどか☆マギカ』」では、試行錯誤を重ねながらキャラクターを生み出していった様子が明かされる。まどか、ほむら、マミ、さやか、杏子5人の最初期の原案や、白目があるキュゥべえもお披露目。またほむらの抱き枕イラストや「魔法少女まどか☆マギカ展」の色紙など、さまざまなアイテムが展示された。

最後を飾る第5章のタイトルは「『蒼樹うめ』の仕事」。同人活動や企業とのコラボなど多岐にわたる蒼樹の創作活動に迫ることを主旨とし、「Fate/Zero」や「妖狐×僕SS」などのコラボイラストも披露される。

「蒼樹うめ展」では音声ガイドを3種用意。蒼樹、アニメ「ひだまりスケッチ」ゆの役の阿澄佳奈、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」まどか役の悠木碧がそれぞれ音声で案内を務める。なお会期中に蒼樹は不定期で来場し、ライブドローイングを実施する予定だ。

蒼樹うめ展

会期:2015年10月3日(土)~10月12日(月・祝)
時間:10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)
会場:上野の森美術館

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