「テルマエII」ナポリ上映、上戸彩が観客に指圧サービス

ヤマザキマリ原作による実写映画「テルマエ・ロマエII」のワールドプレミアが、イタリア・ナポリ郊外にある世界遺産・カゼルタ王宮の宮廷劇場で行われた。この劇場で邦画が上映されるのは、「テルマエ・ロマエII」が初めて。

ワールドプレミアには主人公ルシウス役の阿部寛、ヒロイン・真実役の上戸彩と、監督の武内英樹が出席。上映前の舞台挨拶では、約300人の観客の中から選ばれた5人のイタリア人が、壇上で足湯を体験する催しも行われた。さらにその中の1人には、阿部と上戸による指圧のサービスが行われるひと幕も。上映後には阿部らと観客の質疑応答が行われた。

映画「テルマエ・ロマエII」は、日本では“よい風呂の日”の4月26日から全国公開。コロッセオにグラディエーターを癒す浴場を作るべく頭を悩ませるルシウスが、やがてハドリアヌス帝と武力行使派の元老院との対立に巻き込まれていく。