「黒執事」本日公開!水嶋ヒロらキャスト陣が涙の舞台挨拶

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枢やな原作による実写映画「黒執事」が、本日1月18日、全国の劇場にて公開をスタートした。新宿ピカデリーでは初日舞台挨拶が行われ、セバスチャン役の水嶋ヒロ、幻蜂清玄役の剛力彩芽、若槻華恵役の優香、リン役の山本美月、そして大谷健太郎監督が登壇した。

山本美月から花束を受け取る水嶋ヒロ。

山本美月から花束を受け取る水嶋ヒロ。

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(左から)大谷健太郎監督、優香、水嶋ヒロ、剛力彩芽、山本美月。

(左から)大谷健太郎監督、優香、水嶋ヒロ、剛力彩芽、山本美月。

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水嶋は約600名の観客を前に感無量の表情を浮かべ、「公開初日を迎えてみなさんの思いを目の当たりにして胸がいっぱいになり、やってきたことが間違ってなかったと思いました」と挨拶。大谷監督は「今日この日を迎えて、ようやくお客さんの手に渡ったわけですが……大丈夫でしたか? 楽しんでいただける作品になっていましたか?」と問いかけると、客席からは大きな拍手とともに「大丈夫!」と声が上がる。

それぞれの挨拶が済むと、いままでキャスト陣やスタッフを引っ張ってきた水嶋をねぎらい、女優陣3名から花束のサプライズプレゼントが。剛力は青い花束を渡すと「水嶋さんの復帰作といういことを知って、その相手役として出るにはどうしたらいいだろうと不安を持っていました。ですが水嶋さんにお会いしたらそういう不安は関係なく、お芝居を一生懸命にやって楽しむことがすごく大切なんだなと改めて感じさせていただきました」と涙ながらに語る場面も。

続いて「私は絶対泣きません!」と宣言しつつ赤い花束を渡した優香は、「水嶋さんの持っている繊細さや眼の奥に澄んだ純粋さなど、以前から伝わっていましたが、お会いしたら余計に感じました。『この人を支えてあげたい』と思いました」と涙で言葉を詰まらせた。ピンクの花束を渡した山本は「ありがとう、という言葉だけじゃ伝えきれないぐらい、感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。大谷監督は「水嶋さんとまた一緒にお仕事がしたい。そしてその仕事は、『黒執事』の続編以外に考えられない」と意欲を見せた。

水嶋は「とにかくいい作品を作りたい一心で頑張ってきました。『原作に対するリスペクトがないんじゃないか』という声もありますが、こうして『黒執事』という題材で映画を作ることが出来たのは、原作があって原作ファンが支えてそれがアニメ化し、それでさらにファンが拡がったからです。みなさんが作った土台に対する思いは一瞬足りとも忘れたことはありません」と語る。そして「僕らの思いが少しでも原作ファンや原作のファンで無い方にも伝わればなと願っています」と締めくくった。

なおコミックナタリーでは、アニメ「黒執事」でセバスチャン役を務めた小野大輔が、実写映画について語るインタビューを掲出中。未読のファンはこちらもご覧いただきたい。

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