成河・土器屋利行が「ライオン」「SIX」翻訳・訳詞の秘密を明かす 日本語には文字化できない“音”がある

梅田芸術劇場企画・制作・主催、2025年の主なラインナップ
梅田芸術劇場

2025年に20周年を迎える梅田芸術劇場。ここでは、2024年に上演される「RUNWAY」「ライオン」のほか、2025年に上演される主な自主制作公演を紹介する。

SPECIAL ENTERTAINMENT STAGE「RUNWAY」

SPECIAL ENTERTAINMENT STAGE「RUNWAY」ビジュアル

2024年12月4日(水)~15日(日)
大阪府 梅田芸術劇場メインホール

2024年12月21日(土)~29日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 ホール

構成・演出:稲葉太地(宝塚歌劇団)
出演:蘭寿とむ、龍真咲、壮一帆、柚希礼音、凰稀かなめ
北翔海莉、柚香光
夢咲ねね、朝月希和
瀬戸かずや、愛月ひかる
光月るう、沙月愛奈、響れおな、天寿光希、音波みのり、笙乃茅桜、夢妃杏瑠、和海しょう、風馬翔、晴音アキ、秋音光、希峰かなた、大原万由子、帆純まひろ、花束ゆめ

作品紹介

宝塚歌劇団のOGが出演するショー。2014年の宝塚歌劇100周年記念公演の際に各組のトップスターだった蘭寿とむ、龍真咲、壮一帆、柚希礼音、凰稀かなめのほか、元トップスターの北翔海莉、柚香光らが出演する。宝塚歌劇110周年を振り返りつつ、キャストの個性を生かした歌やダンスを中心としたショーが展開する。

ミュージカル「ライオン」来日版・日本版

ミュージカル「ライオン」来日版・日本版ビジュアル

2024年12月19日(木)~23日(月)
東京都 品川プリンスホテル クラブeX

脚本・作曲・作詞:ベンジャミン・ショイヤー
共同演出:アレックス・ステンハウス、ショーン・ダニエルズ
翻訳・訳詞:宮野つくり、成河

来日版(英語上演・日本語字幕付き)キャスト
ベン:マックス・アレクサンダー・テイラー

日本版キャスト
ベン:成河

作品紹介

ベンジャミン・ショイヤーが脚本・作曲・作詞を手がけ、2015年のドラマ・デスク・アワードで最優秀ソロパフォーマンス賞を受賞した、一人芝居の自伝的ミュージカル。ギターの弾き語りで音楽の絆でつながれた父子の物語が展開する。来日版にはマックス・アレクサンダー・テイラー、日本版には成河が出演。

ミュージカル「SIX」来日版(英語上演・日本語字幕付き)

ミュージカル「SIX」来日版(英語上演・日本語字幕付き)ビジュアル

2025年1月8日(水)~26日(日)
東京都 EX THEATER ROPPONGI

脚本・作詞・作曲:トビー・マーロウ&ルーシー・モス

作品紹介

イギリスのケンブリッジ大学の学生により制作され、ウエストエンド、ブロードウェイへと進出し、世界中で大ヒット中のミュージカル。“暴君”として知られる英国王ヘンリー8世の6人の妻たちが、ポップ&ロック調のキャッチーな楽曲に乗せて、それぞれの劇的な人生を歌い紡ぐ。女性キャストによる“ノンストップライブパフォーマンス”が繰り広げられる。

ミュージカル「SIX」日本キャスト版

ミュージカル「SIX」日本キャスト版出演者

2025年1月31日(金)~2月21日(金)
東京都 EX THEATER ROPPONGI

2025年2月28日(金)~3月2日(日)
愛知県 御園座

2025年3月7日(金)~16日(日)
大阪府 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

オリジナルクリエイティブ
原作:トビー・マーロウ&ルーシー・モス
演出:ルーシー・モス&ジェイミー・アーミテージ

日本キャスト版クリエイティブ・スタッフ
翻訳・訳詞:土器屋利行

キャスト
(全役Wキャスト・各役五十音順)
キャサリン・オブ・アラゴン:鈴木瑛美子、ソニン
アン・ブーリン:田村芽実、皆本麻帆
ジェーン・シーモア:原田真絢、遥海
アナ・オブ・クレーヴス:エリアンナ、菅谷真理恵
キャサリン・ハワード:鈴木愛理、豊原江理佳
キャサリン・パー:和希そら、斎藤瑠希

※ソニンは東京公演のみ、田村芽実は東京公演と愛知公演のみの出演。

作品紹介

ヘンリー8世の元王妃たちが現代によみがえり、“一番悲惨な目に遭ったのは誰か”を競い歌うミュージカル。2022年のトニー賞で2部門を獲得した作品が日本キャスト版で登場する。6人の妻たちをWキャストで演じるのは、鈴木瑛美子とソニン、田村芽実と皆本麻帆、原田真絢と遥海、エリアンナと菅谷真理恵、鈴木愛理と豊原江理佳、和希そらと斎藤瑠希。

ミュージカル「昭和元禄落語心中」

ミュージカル「昭和元禄落語心中」ビジュアル

2025年2月28日(金)~3月22日(土)
東京都 東急シアターオーブ

2025年3月29日(土)~4月7日(月)
大阪府 フェスティバルホール

2025年4月14日(月)~23日(水)
福岡県 福岡市民ホール

原作:雲田はるこ「昭和元禄落語心中」(講談社「BE•LOVE」)
脚本・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)
出演:山崎育三郎、明日海りお、古川雄大、黒羽麻璃央、中村梅雀 ほか

作品紹介

戦前から平成に至る落語界を舞台に、人々の多彩な生き様を描いた雲田はるこのマンガ「昭和元禄落語心中」(講談社「BE•LOVE」)をミュージカル化。天才肌で豪快な助六、努力家で繊細な菊比古(八雲)、固い友情で結ばれる2人と懇意になる芸者みよ吉の複雑な関係性が描かれる。テレビドラマ版で助六を演じた山崎育三郎が同役を担う。

ミュージカル「イリュージョニスト」

ミュージカル「イリュージョニスト」ビジュアル

2025年3月11日(火)~29日(土)
東京都 日生劇場

2025年4月8日(火)~20日(日)
大阪府 梅田芸術劇場メインホール

脚本:ピーター・ドゥシャン
作詞・作曲:マイケル・ブルース
演出:トム・サザーランド
出演:海宝直人、成河、愛希れいか / 栗原英雄 / 濱田めぐみ ほか

作品紹介

2021年にコロナ禍でコンサートバージョンでの上演となったミュージカルが、フルバージョンでお目見えする。原作は、スティーヴン・ミルハウザーの短編小説と、それをもとに制作された映画「幻影師アイゼンハイム」。19世紀末のオーストリア・ウィーンを舞台に、天才幻影師と公爵令嬢の禁断の愛、傾国の危機が迫るオーストリア皇太子の苦悩、嘘と真実に翻弄される人間模様が紡がれる。

朗読劇「忠臣蔵」

朗読劇「忠臣蔵」ビジュアル

2025年3月21日(金)~23日(日)
東京都 よみうり大手町ホール

2025年3月28日(金)~30日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

オリジナル脚本:柴田侑宏
上演脚本・演出:荻田浩一
音楽:𠮷田優子(宝塚歌劇団)
出演:杜けあき
紫とも、香寿たつき、渚あき、成瀬こうき、彩吹真央
立ともみ、小乙女幸、朱未知留、はやせ翔馬、寿つかさ

作品紹介

柴田侑宏がオリジナル脚本を手がけ、1992年に宝塚歌劇団雪組で上演された「忠臣蔵~花に散り雪に散り~」を、荻田浩一の上演台本・演出で朗読劇化。退団公演として「忠臣蔵」で大石内蔵助役を演じた杜けあき、元雪組トップ娘役として出演した紫とも、同じく雪組所縁の香寿たつきらタカラヅカOGが顔を合わせる。

「未来へのOne Step!~世界を結ぶ愛の歌声~」

「未来へのOne Step!~世界を結ぶ愛の歌声~」ビジュアル

2025年4月29日(火・祝)~5月1日(木)
大阪府 大阪・関西万博 EXPOホール「シャインハット」

2025年5月17日(土)~20日(火)
東京都 東京国際フォーラム ホールC

2025年5月25日(日)~27日(火)
大阪府 梅田芸術劇場メインホール

構成・演出:中村一徳(宝塚歌劇団)
出演:麻実れい(大阪・関西万博公演のみ出演)
剣幸、安寿ミラ、一路真輝、麻路さき、真琴つばさ、姿月あさと、和央ようか、湖月わたる
風花舞、月影瞳、大鳥れい、舞風りら、舞羽美海、妃海風

舞城のどか、真波そら、羽咲まな、光月るう、沙月愛奈、愛白もあ、七生眞希、颯希ゆうと
朝霧真、湊璃飛、希峰かなた、大原万由子、花宮沙羅、有栖妃華、涼花美雨、花束ゆめ

作品紹介

関西の地で生まれ、今や国内のみならず海外にも活躍の場を広げる宝塚歌劇団。その歴史を紡いできた卒業生たちが、各国に縁ある宝塚歌劇の名シーンや名曲をつづり、唯一無二のエンタテインメントを世界に向けて発信。大阪・関西万博公演では1幕ノンストップのスペシャルショーを、東京国際フォーラム公演と梅田芸術劇場公演では楽曲・シーンを追加し、2幕ものの構成へボリュームアップして上演する。

ミュージカル「マタ・ハリ」

ミュージカル「マタ・ハリ」出演者

2025年10月
東京都 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)

2025年10月
大阪府 梅田芸術劇場メインホール

2025年11月
福岡県 博多座

脚本:アイヴァン・メンチェル
作曲:フランク・ワイルドホーン
歌詞:ジャック・マーフィー
オリジナル編曲・オーケストレーション:ジェイソン・ホーランド
訳詞・翻訳・演出:石丸さち子

出演
マタ・ハリ(Wキャスト):柚希礼音、愛希れいか
ラドゥー、アルマン(Wキャスト):加藤和樹
ラドゥー(Wキャスト):廣瀬友祐
アルマン(Wキャスト):甲斐翔真
ヴォン・ビッシング:神尾佑
アンナ:春風ひとみ ほか

作品紹介

3度目の上演を果たす、大ヒットミュージカル。1917年、第一次世界大戦の暗雲たれこめるヨーロッパで、フランス諜報局のラドゥー大佐にスパイとして任務を遂行することを要求されたダンサーであり、そして偵察機パイロットのアルマンと運命の出会いを果たすマタ・ハリの姿を描く。タイトルロールをWキャストで務める柚希礼音、愛希れいかのほか、加藤和樹、廣瀬友祐、甲斐翔真らが出演。