世田谷パブリックシアター 2019年度ラインナップ
4月
- 「フリーステージ2019」
- 2019年4月28日(日)~5月6日(月・振休)
- 内容紹介
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1997年に世田谷パブリックシアターが開場して以来、世田谷区内で活動する音楽、ダンスなどさまざまな文化団体と劇場スタッフが作り上げてきたステージ。23回目となる今回は約60組が参加し、それぞれのパフォーマンスを披露する。
5月
6月
- 世田谷パブリックシアター+KERA・MAP#009「キネマと恋人」
- 2019年6月8日(土)~23日(日)
東京都 世田谷パブリックシアター
- 台本・演出
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ケラリーノ・サンドロヴィッチ
- 出演
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妻夫木聡、緒川たまき / ともさかりえ / 三上市朗、佐藤誓、橋本淳 / 尾方宣久、廣川三憲、村岡希美 / 崎山莉奈、王下貴司、仁科幸、北川結、片山敦郎
- 内容紹介
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2016年に初演され、第4回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞のほか、ケラリーノ・サンドロヴィッチが第51回紀伊國屋演劇賞個人賞、第68回読売文学賞を受賞した人気作が、シアタートラムから世田谷パブリックシアターに劇場を移して再演。初演のキャスト、スタッフが勢ぞろいし、スケールアップした上演を目指す。
7月
- 「MANSAI◉解体新書 その参拾 特別版「5W1H」」
- 2019年7月9日(火)~14日(日)
東京都 世田谷パブリックシアター
- 企画・構成・演出・出演
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野村萬斎
- ビジュアルデザイン・テクニカルディレクション
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真鍋大度+石橋素+ライゾマティクスリサーチ
- 内容紹介
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これまでの解体新書の“知の成果”をカタチにする新しいパフォーマンス「5W1H」を真鍋大度率いるライゾマティクスリサーチと共に創作上演、さらに各回異なるトークゲストを招き舞台芸術をより深く語り合う。“伝統演劇と現代芸術の融合”という基本方針に基づき、新しい舞台芸術の形を探る新作を上演する。
8月
- <「せたがやこどもプロジェクト2019」>
子どもとおとなのための◎読み聞かせ「お話の森」 - 2019年8月3日(土)・4日(日)
東京都 シアタートラム
- 出演
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ROLLY(3日)、片桐仁(4日)
- 内容紹介
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毎夏恒例の、人気アーティストによる“読み聞かせ”企画。初回から10年連続出演のROLLY、2018年に初参加した片桐仁の2人が、音楽やトークを交えながら、絵本の世界を楽しく伝える。
- <「せたがやこどもプロジェクト2019」>
「日野皓正 presents “Jazz for Kids”」 - 2019年8月17日(土)・18日(日)
東京都 世田谷パブリックシアター
- 出演
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日野皓正 Dream Jazz Band ほか
- 内容紹介
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世界的ジャズトランペッターの日野皓正がオーガナイズするコンサート。プロのミュージシャンが世田谷区の中学生を対象に4カ月にわたりワークショップを行った、その成果発表と、日野率いるバンドの生演奏が味わえる。
10月
- 世田谷アートタウン2019「三茶de大道芸」
- 2019年10月19日(土)・20日(日)
東京都 三軒茶屋駅、キャロットタワー周辺
- 内容紹介
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地域の活性化と文化向上を図るため実施される大道芸のフェスティバル。商店街など、三軒茶屋の各所でさまざまなパフォーマンスが行われる。
- 世田谷アートタウン2019関連企画 カンパニー ルーブリエ / ラファエル・ボワテル「When Angels Fall / 地上の天使たち」
- 2019年10月18日(金)~20日(日)
東京都 世田谷パブリックシアター
- 振付・演出
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ラファエル・ボワテル
- 内容紹介
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現代サーカスの旗手ボワテル兄妹の妹、ラファエル・ボワテルの振付・演出最新作。ダンスや演劇の要素も取り入れた多彩なパフォーマンスに注目しよう。
- 「前川知大 脚本・演出 新作公演」
- 2019年10月~11月
東京都 世田谷パブリックシアター
- 内容紹介
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世田谷パブリックシアターでは、これまでに「奇ッ怪」シリーズを手がけているイキウメの前川知大が、新作に挑む。
- 「戯曲リーディング」
- 2019年10月下旬
東京都 シアタートラム
- 演出
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野村萬斎
- 内容紹介
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芸術監督・野村萬斎が演出を務めるリーディング企画。世田谷パブリックシアターやシアタートラムで今後上演予定の作品をリーディングで立ち上げる。
12月
1月
2月
3月
- ピーピング・トム「マザー」
- 2020年3月
東京都 世田谷パブリックシアター
- 内容紹介
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ダンステクニックの高さとダイナミックな世界観が魅力の、ベルギーのダンスカンパニー、ピーピング・トム。今回は新作を引っ提げて来日する。
世田谷パブリックシアターの普及啓発・人材育成事業
世田谷パブリックシアターでは演劇創作・公演事業と並行して行う普及啓発・人材育成事業で、地域の劇場として演劇を観るだけでなく、活用していけるような多彩なプログラムを実施している。
普及啓発・人材育成事業のプログラムは、大きく3つのアプローチに分かれる。まずコミュニティプログラムでは、小中高生や大人に向けた演劇やダンスのワークショップなど、多様な年代、背景を持つ人々が参加できるプログラムを展開。また開場以来続いている「地域の物語」では数カ月にわたるワークショップを通して参加者がテーマについての考えを深め、参加者から出てきた言葉をもとに演劇を作り上げ、最後に発表を行う。学校・施設との連携プログラムでは、生徒や教師を対象とした学校でのワークショップや、区内非営利組織での連携事業、移動劇場「世田谷パブリックシアター@ホーム公演」では高齢者施設と障害者施設でノゾエ征爾脚本・演出のオリジナル作品を上演する。さらに研究育成プログラムでは演劇やダンスの批評やトーク&ワークショップ企画「ダンス食堂」などによる観客育成や、大学生インターンの募集、ワークショップの進行・運営を行う人材の育成プログラム「SPTラボラトリー」や舞台技術者の育成など、専門家を育てることに焦点を当てた実践的なプログラムが行われる。
このように世田谷パブリックシアターでは、芸術文化のさまざまな可能性を引き出し、その効果を用いることによって、豊かな地域社会の形成と活性化を目指している。