「第15回ytv漫才新人賞 ROUND1」(読売テレビ)が9月14日(日)に放送され、
「ytv漫才新人賞」は芸歴10年以内の漫才師を対象にした賞レース。年度末までに3回の予選会が行われ、各回の上位2組に敗者復活枠1組を加えた計7組が「決定戦」で激突する。前回大会はフースーヤが優勝し、14代目チャンピオンとなった。
「ROUND1」では
藤崎マーケット コメント
田崎:最近はみんな、出番順とか関係なしにポンポンっとウケを取ってくるので、トップバッターがやりにくいみたいなイメージも変わってきたなと思っています。やっぱりしのぎを削って上がってきてるコンビだけあるし、誰にでもチャンスはあるんじゃないでしょうか。今回は「言語化ゲスト」としてふくらPさんに来ていただいて、最初はどんなふうに番組側からオファーが行ったのかわかんないですけど、無理難題をよく受けていただいたなと(笑)。でも本当にわかりやすく「あ、そうだそうだ」っていうことを言っていただいて、より噛み砕いてネタを楽しめた感じがしましたし、十分笑ったあとに「なるほど」と勉強になる、そんな大会になってました。ありがとうございます、先生(笑)。番組としてもそんな新しいアプローチをやってますので、ぜひ視聴者の皆さんにはリアルタイムで見ていただいて、自分やったらこの面白さをどう言語化するのか考えながら見ると、今までとちょっと違う切り口でも楽しめますし、ふくらさんに挑戦するぐらいの気持ちで笑いながら言語化にもチャレンジしていただきたいなと思います。
トキ:本当にふくらPさんに来ていただいてありがたいなと。芸人って感覚の人が多いし、何をどう説明したいのかわからんことがけっこう多いんですよ。漫才のネタとかでも「もうちょっとこのタイミングで」とか、「もうちょっとこういうボケがあった方がいいんちゃう」とか、言語化はできてないんですよね。僕も一度、審査員みたいなことをやらせていただいた時、長嶋茂雄さんみたいに「もっとバーッとね」みたいな感じでなんにも言語化できなかったんで(笑)。勉強になりました。ふくらさんの言葉は、視聴者の人からしても「ああ、そういうことか」ってなるぐらいわかりやすかったですし、今までの漫才新人賞がなんだったのかっていうくらい言語化されてます(笑)。なので見て笑って、あと言語化していただいて、二度楽しめるような感じになってますのでぜひとも見てください。
ふくらP コメント
「面白い」という現象はすごく説明が難しくて、「何かわからないけどめっちゃ面白かった」っていう感想になりがちなのを、「こういうふうなことを考えてたんだな」って分析をすることで、ただ楽しむだけじゃなくて、漫才師さんたちの努力がみられるような、そんなことができたらいいなと思いながらやってました。実際、めちゃくちゃ楽しかったですね。すごく面白くて、ずっと笑いっぱなしでした。やっぱり漫才新人賞ってだけあって正直知らないコンビの方もいたんですが、そうするとどっちがボケでツッコミかも知らない状態なので、だからこその意外性というか、それを使った構造的な笑いもあったので、メジャーな人たちばかり出る賞レースとはまた別の楽しみ方ができるんだなっていうのも感じました。それを言語化したことによって、より面白いかどうかはわからないですが(笑)、僕が思ったことは伝わるように表現できたのかなと思ってます。藤崎マーケットさんのお話とは逆になっちゃうんですけど、視聴者の方には何も考えずに見てもいいんだよって。それでも十分楽しめるし、そのあとに「ぼーっと聞いてたけどそういうことなんだ」ってわかる楽しみ方もできるようになっています。今回は「言語化」があることで、もし難しいとか堅い雰囲気を感じられてるんだとしたら、実際にはそういうことは考えなくてもいられるというのはお伝えしたいですね。
第15回ytv漫才新人賞 ROUND1
読売テレビ 2025年9月14日(日)16:00~17:30
<出演者>
MC:藤崎マーケット
言語化ゲスト:ふくらP(QuizKnock)
審査員:お~い!久馬 / 笑い飯・哲夫 / ギャロップ林 / 兼光タカシ
例えば炎 / 三遊間 / ぎょうぶ / いつもたいしゃ / オニイチャン / タチマチ / ぐろう / 愛凛冴 / 天才ピアニスト / シカノシンプ / タイムキーパー / ライムギ
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