令和ロマンくるま「漫才過剰考察」が「書店員が選ぶノンフィクション大賞2025」ノミネート

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令和ロマン・髙比良くるまの著書「漫才過剰考察」(辰巳出版)が「書店員が選ぶノンフィクション大賞2025」にノミネートされた。

「漫才過剰考察」表紙

「漫才過剰考察」表紙

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2023年にスタートし、今年で3回目を迎える「書店員が選ぶノンフィクション大賞」は、丸善ジュンク堂書店をはじめとする日本全国の書店員が対象期間中に発行されたノンフィクションのなかでもっとも売りたいと思う作品に投票するアワード。ドキュメンタリー、ルポルタージュ、記録文学、自伝、評伝、考察、紀行文、インタビュー集、回想録など広い範囲をノンフィクションと定義しており、50作品がノミネートされる。投票は本日9月1日から9月20日(土)まで行われ、大賞受賞作品は10月17日(金)に発表される予定だ。授賞式は11月中旬頃に開催され、表彰状および副賞の授与、受賞作の著者を招いてのトークセッションが実施される。

漫才過剰考察

令和ロマン・髙比良くるま「漫才過剰考察」
Amazon.co.jp

昨年11月に発売された「漫才過剰考察」はWebマガジン「コレカラ」で2023年7月にスタートした連載「令和ロマン・高比良くるまの漫才過剰考察」に、大幅に書き下ろしを加えて1冊にまとめたもの。くるまが漫才や「M-1グランプリ」について“過剰”に考察しており、「東西での言葉の違い」「南北の異なる環境が漫才に与える影響」「顔ファン論争」といったトピックも展開される。また、くるまが「M-1優勝を目指すうえで参考にした」という霜降り明星・粗品と語り合う2万字超えの対談企画も収録された。

「書店員が選ぶノンフィクション大賞2025」ノミネート一覧

「土と生命の46億年史 土と進化の謎に迫る」藤井一至(講談社)
「僕には鳥の言葉がわかる」鈴木俊貴(小学館)
「魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話」ルル・ミラー(サンマーク出版)
「新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権」NHKスペシャル取材班(NHK出版)
「ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで」鶴見太郎(中央公論新社)
「新版 いくさ世を生きて 沖縄戦の女たち」真尾悦子(筑摩書房)
「地震と虐殺 1923-2024」安田浩一(中央公論新社)
「沖縄戦記 鉄の暴風」沖縄タイムス社(筑摩書房)
「まさか私がクビですか? なぜか裁判沙汰になった人たちの告白」日本経済新聞「揺れた天秤」取材班(日経BP)
「ブラック郵便局」宮崎拓朗(新潮社)
「事件記者、保育士になる」緒方健二(CCCメディアハウス)
「追跡 公安捜査」遠藤浩二(毎日新聞出版)
「津山三十人殺し 最終報告書」石川清(二見書房)
「対馬の海に沈む」窪田新之助(集英社)
「潤日(ルンリィー) 日本へ大脱出する中国人富裕層を追う」舛友雄大(東洋経済新報社)
「ルポ 秀和幡ヶ谷レジデンス」栗田シメイ(毎日新聞出版)
「#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった」大塚あみ(日経BP)
「町の本屋はいかにしてつぶれてきたか 知られざる戦後書店抗争史」飯田一史(平凡社)
「学歴狂の詩」佐川恭一(集英社)
「ハリウッドのプロデューサー、英国の城をセルフリノベする」ホップウッド・ディプリー(亜紀書房)
「インドの台所」小林真樹(作品社)
「田んぼのまん中のポツンと神社」えぬびい(飛鳥新社)
「酒を主食とする人々 エチオピアの科学的秘境を旅する」高野秀行(本の雑誌社)
「MIDNIGHT PIZZA CLUB 1st BLAZE LANGTANG VALLEY」仲野太賀、上出遼平、阿部裕介(講談社)
「地図なき山 日高山脈49日漂泊行」角幡唯介(新潮社)
「本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む」かまど、みくのしん(大和書房)
「ことぱの観察」向坂くじら(NHK出版)
「俺の文章修行」町田康(幻冬舎)
「美しい人 佐多稲子の昭和」佐久間文子(芸術新聞社)
「文化の脱走兵」奈倉有里(講談社)
「ことばの番人」高橋秀実(集英社インターナショナル)
「生きる言葉」俵万智(新潮社)
「漫才過剰考察」令和ロマン・髙比良くるま(辰巳出版)
「今、ラジオ全盛期。」冨山雄一(クロスメディア・パブリッシング)
「音を立ててゆで卵を割れなかった」生湯葉シホ(KTC中央出版)
「おいしくってありがとう 味な副音声の本」平野紗季子(河出書房新社)
「ロイヤルホストで夜まで語りたい」柚木麻子、朝井リョウ ほか(朝日新聞出版)
「透析を止めた日」堀川惠子(講談社)
「ホーム・スウィート・ホーム」杉本彩子(工作舎)
「スマートシティとキノコとブッダ 人間中心『ではない』デザインの思考法」中西泰人/本江正茂、石川初(ビー・エヌ・エヌ)
「アセクシュアル アロマンティック入門 性的惹かれや恋愛感情を持たない人たち」松浦優(集英社)
「現代『ますように』考 こわくてかわいい日本の民間信仰」井上真史(淡交社)
「『性格が悪い』とはどういうことか ダークサイドの心理学」小塩真司(筑摩書房)
「安全に狂う方法 アディクションから掴みとったこと」赤坂真理(医学書院)
「エッシャー完全解読 なぜ不可能が可能に見えるのか」近藤滋(みすず書房)
「わたしは楳図かずお マンガから芸術へ」楳図かずお、石田汗太(中央公論新社)
「タクトは踊る 風雲児・小澤征爾の生涯」中丸美繪(文藝春秋)
「やなせたかしの生涯 アンパンマンとぼく」梯久美子(文藝春秋)
「凡夫 寺島知裕。 『BUBKA』を作った男」樋口毅宏(清談社Publico)
「父が牛飼いになった理由」河崎秋子(集英社)

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