若手からベテランまで、さまざまな芸人を迎えてきた「タイマン森本」。初のライブではいつもの“白い部屋”を飛び出し、生の舞台に3名のゲストを迎えてツッコミ続ける。どんなゲストが登場するのかは当日のライブをもって明らかに。チケットは前売り完売。配信チケットが本日8月2日(土)11時にニュービデオシステムにて発売された。詳しくはプロダクション人力舎の公式サイトで確認を。
ライブを前にお笑いナタリーが森本にインタビュー取材を実施。森本はこれまでの「タイマン森本」を振り返り、ライブについての期待を語った。
トンツカタン森本 コメント
──2021年に始まった「タイマン森本」。現在までの手応えは?
正直、なんとかツッコめたなという回もあれば、もっとうまいことツッコめたんじゃないかと引きずる回もあります(笑)。視聴者の皆さまは、ベースに芸人へのリスペクトがある方が多い印象で、「こういうところが面白かった」みたいなポジティブな感想をいただけることが多いです。自分では「もっとできたかも」と思っている回も褒めていただけたりするので、そんなに落ち込まないようにしています。
──チャンネルの登録者数や投稿数は当初の予定通りという感じでしょうか?
理想はずっと続けることだったので、今のところ続けられててよかったです。最低限、出てくれる方にもスタッフさんにもモチベーションになるぐらいの数字なのかなと思います。あと、テレビなどの番組スタッフさんにとっては「この人と森本はこういうふうに絡むんだ」みたいな参考になっているような感じもあります。今までお会いしたことがない人も来てくれたりするので、ここで絆が一気に深まるというか。いきなり現場で初対面というより、全然やりやすくなります。
──数々のゲストを迎える中で、特にファンからの評判がよかった回は?
当時まだインディアンスだった田渕さんは収録が最速で終わりました。普段30分から40分ぐらいかかるんですけど、田渕さんは12分で終ったんですよ。お互いにちょっとハイになったというか。ボケハイ、ツッコミハイみたいな、いい感じのゾーンに2人とも入れて。「これ即興なの?」みたいなコメントをいただけて、とてもうれしかったです。
──ゾーンに入るのはすごいです。繰り返しゲスト出演されている方もいらっしゃいますね。
たぶん最初に連続で出てくれたのはラランド・サーヤです。お笑いジャンキーというか、「タイマン森本」と「座王」は出続けたいと言ってくれて。いわゆる“ストイックお笑い”をやる場所に出たいみたいな思いがあるらしくて。最初に出てもらったときのアフタートークでそう言ってくれて、しかも「来週出たいぐらいです」と。結局うまいことスケジュールが合って、公開日とかをちょっとズラすことで本当に2週連続で出てくれたんですよ。そこからもう2回出てくれて。サーヤが最多ですね。
──「座王」に並ぶ“ストイックお笑い”の場として芸人さんから見られているんですね。
ぼる塾の田辺が出てくれたときも「私、もっとできたような気がする。もう1回出たいかも」みたいなことを言ってくれて、言質が取れた瞬間にすぐオファーして出てもらいました(笑)。 ただ、普通はたぶん出たくないチャンネルだと思うんですよ。ゲストにかなりのストレスがかかるので。そういう中で出たいと言ってくれるのはめちゃくちゃうれしいです。
──ちなみに田渕さんの収録は12分で終わったということですが、逆にもっとも時間がかかったのは?
ニュアンスが違うかもしれないですけど、パーパーのあいなぷぅが100回ツッコんだあとにも居座ったっていうのがありました。「まだ暇だからいてもいい?」って、結果的に1時間半収録しました。
──居座ったあとも森本さんはツッコみ続けました?
一応ツッコみ続けました。別にそのツッコミはカウントしないんですけど。変なことは言ってくるんで。残業しました(笑)。
──お笑いナタリー編集部内では、ひょうろくさんの回も面白いという意見がありました。
ひょうろくさんは2回出ていただいて、どちらも神回の呼び声が高いです。あの方は生きざま自体にツッコミどころが多いので、いつも余裕をもって終わってる印象です。今はCMやドラマや映画に引っ張りだこなので、ああいったひょうろくさんの映像はレアなのかなと思います。
──森本さんがもっとも苦労した回は?
ギャガーの人の回は、苦労というか緊張感がありますね。単体で完結しているギャグに無理やりツッコミを入れると野暮になりかねないですし、そうならないようなワードを1、2秒で出さなきゃというドキドキは、“ならでは”です。
──森本さんのツッコミはカバーするジャンルが幅広くてなんでも拾えているなという印象があります。何か情報収集のコツはありますか?
あの芸人さんが言っていたなとか、バラエティ番組でそういう話をしていたな、という記憶から一か八かで出しているのも結構あります。「エヴァ」や「SLAM DUNK」は観たことがないですけど、「初号機」とか「最後にハイタッチする」とか、その作品のキーワードだけは一応入っているみたいな感じです。
──さすがの対応力だと思います。そんな森本さんが考えるツッコミ芸人としての理想形は?
「この人の前なら、のびのびとボケられるな」みたいな人になれたら理想ですね。仲良くなったときに出るボケってあるじゃないですか。心開いてくれたな、という。そこにそのボケの人の魅力が集まっているような気がするので、そういうのを早めに引き出せる人間になりたいなと思います。ボケの人がジャレてくれるような人間になりたいです。
──今でも実現されている感じもありますね。ということでライブのお話もいくつか。今回が「タイマン森本」初ライブということですが、なぜこのタイミングで開催するのでしょうか?
去年からやりたいなと思っていて、この夏の開催へ向けてまわりの皆さんが動いてくれて。会場のさくらホールでは、前日にも人力舎でライブをやるんですけど、もう1日は「タイマン森本」をやっていいよ、ということだと思います。
──ゲストの3名は事前には発表されていませんが、森本さんはすでに誰が来るかご存知ですか?
はい。僕は知っています。僕が直談判して出ていただく方もいますし。もう、事前の情報はゼロの状態で来てほしいですね。本当に申し分ない3人が来てくれますので、楽しみにしていてください。
──普段の「タイマン森本」と、お客さんの前でする「タイマン森本」は環境が違うと思います。そのあたりはどう予測されますか?
今までは撮っているスタッフさんしかいないので、漏れ出るぐらいの笑い声しか聞いたことがないんですけど(笑)。ライブは笑い声があることによって、ゲストも僕も気持ちが乗ってくる気もするので、みんなで作る「タイマン森本」になるのかなと思います。「普段こういうところで笑ってくれていたんだ」みたいな発見もありそうですし、逆に「ウケてると思ってやってたけど、ウケてなかったんだ」もありそうです(笑)。
──公演時間はどれくらいですか?
1人あたり30分を予定しています。いつもの撮影では平均30~40分で100回ツッコんでいるので、このライブでも3人で合計300ツッコミを目指しています。なのでいつものように「100 回ツッコんだら終わり」という感じではないです。
──ライブならではの試みがたくさんありますね。最後に、会場でも配信でもご覧になる方もいらっしゃると思います。そちらを含めて見どころをお知らせください。
会場で生の熱気に触れて欲しいのはもちろんのこと、配信でも、お客さんがいる状態のタイマンをさらに俯瞰で見られるような感じがあると思います。配信は配信で新たな楽しみ方ができるのかなと。ライブ映えする人たちを今回は選ばせてもらったので、配信の画面の前でも、サプライズで出てきたゲストを見ながらみんなと一緒に驚いて笑ってほしいなと思います。
タイマン森本THE LIVE~真夏の3番勝負~
日時:2025年8月27日(水)19:00開演
会場:東京・渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
料金:配信2000円
チケット:アーカイブ付き配信チケットがニュービデオシステムにて8月2日(土)11:00より販売。9月27日(土)23:59まで視聴可。
<出演者>
トンツカタン森本 ほか
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タイマン森本 THE LIVE
〜真夏の3番勝負〜
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8/27(水) 19:00開演
🎪渋谷・さくらホール
会場チケット完売いたしました🈵
🎫2000円
アーカイブ付き配信チケット販売開始!
※9/27(土)23:59まで視聴可
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