──「テルネロファイター」を最初に聴いたときの感想を教えてください。

「これ、ヤバいやつだ」って思いました（笑）。「疾走ペンデュラム」がクールな感じだったから「次もかな？」と思いきや、“M!LK感全開”の面白い曲になっていました。振りも……面白かったですね（笑）。でも、家族や友達がパフォーマンスを観て「すごく印象に残るね」と言ってくれているので、みんなの脳裏に焼き付いて離れない曲なんだなってわかってきました。僕らのデビュー曲の「コーヒーが飲めません」みたいですよね！ 歌詞とメロディが頭から離れない。「テルネロファイター」は、2代目「コーヒーが飲めません」です（笑）。

──では、この曲を表現するうえで太智さんが特に意識していることは？

歌詞はふざけているけど曲のテイストはとてもカッコいいので、ダンスを踊るときのオンオフのスイッチはかなり意識しています。クールに見せるところはしっかりとクールに。面白く見せたいところはバカっぽく、って。

──では、太智さんが考える“でっかい男”とはどんな人でしょう？

大胆な人。怖がらず、とりあえずなんでも挑戦するような人ですね。最近、人生ってあっという間に時間が過ぎていくなって思い始めたんです。だから、なんでもチャレンジしてみたいです。

──具体的にイメージする人はいますか？

世界中を旅してる人って、カッコいいなと思います。男性じゃないけど、イモトアヤコさんとか。どこにでも行って、なんでもやるじゃないですか。普通ではなかなかできない経験をされているからうらやましい。自分も世界のいろいろな景色を見て、いろいろな体験をしてみたいです。

──では次は、シングル全体を通しての好きな曲や好きなポイントを教えてください。

今回、シングルの3形態全部が本当に好きなんですよ。すべてのタイプにいいところがあるなあと思ってて。「サンキュー! N・D・K!」は「テルネロファイター」を超えるくらいにぶっ飛んでるし（笑）、「ボクノアカシ」は本当にクールでカッコいいし。「桜咲く頃には」は、ライブでパフォーマンスしていて気持ちが舞い上がる感覚があるんですよね。「次の曲、『桜咲く頃には』だ！」って思うだけでテンションが上がってしまうような。本当に好きな曲ですね。

──最後に、自分自身の夢とM!LKとしての夢を教えてください。

僕個人としては、目の前にあることを全力でがんばらなきゃいけないなと思っていて、それが今の夢というか目標ですね。最近はライブでMCを担当しているんですけど、そうやってみんなが任せてくれたことを全力でこなしていきたい。これはM!LKの活動に限らずで、僕らの幅を広げるための活動も全力でやっていきたいです。グループとしては……板垣がこの間、ライブのMCで「横浜アリーナを目指します！」って言ったんですよ。でも上には上があるし、ずっと前を向いていたいな。うれしいことに最近いろいろな活動が増えてきているから、1つひとつのことを大事にしていきたいと思います。